立教大学のAACSB認証
2024-08-05 14:59:44

立教大学がAACSB国際認証を取得し教育界での地位を向上

立教大学経営学部、AACSB国際認証を取得



2024年8月、立教大学経営学部・大学院経営学研究科(東京都豊島区)は、世界的なビジネス教育の認証機関であるAACSB(The Association to Advance Collegiate Schools of Business)から国際認証を取得しました。この認証は、世界のビジネススクールのわずか6%に与えられるものであり、立教大学が提供する教育と研究の質が国際的に認められたことを示しています。

AACSBとは?



AACSBは1916年に設立され、ビジネス教育機関の質を高めるための国際的な認証機関です。認証を維持するためには6年ごとの再審査を受ける必要があり、その厳格な審査基準から、世界中の約1000校が認定を受けています。海外ではこの認証が、進学や採用の決定において重要な指標となっています。

認証取得の意義



立教大学がAACSB認証を取得したことは、国内で学部が認証を取得するのは4校目であり、私立の総合大学では初めてのことです。今回の認証によって、同学部の質の高い教育が国際的に評価されることとなり、さらなる連携や教育の発展が期待されています。

特に評価されたのは、経営学部のリーダーシップ教育プログラムであり、BLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム)とBBL(バイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム)が、実践的な教育を通じてリーダーシップ能力を育成する取り組みです。これらのプログラムはAACSBから高く評価されました。

認証取得までのプロセス



立教大学は2015年にAACSBへの申請準備を始め、自己評価書の作成や外部からのフィードバックを受けながら、厳しい審査をクリアしました。特に「ミッションに基づく戦略マネジメント」や「学修成果の測定」といった基準を満たすことが求められます。これを通じて、教育内容の質が保証され、学生の能力向上が促進されます。

今後の展望



AACSB認証の取得により、立教大学は国際水準の教育機関としての地位を確立しました。この認証を契機に、国内外の認証校との連携を強化し、質の高い教育・研究の推進に取り組む方針です。また、優秀な海外の留学生の獲得を目指し、教育内容の改善を進めていく予定です。

立教大学の経営学部長、西原文乃氏は、「今回の認証取得を通じて、持続可能なビジネスリーダーの育成に努めていく」と述べ、学生と教員が共に喜びを分かち合っていることを強調しました。

このように、立教大学は教育の質を高めることで、今後も日本の高等教育を牽引し続ける意志を持っています。


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立教大学(学校法人立教学院)
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