高校生の探究活動をデザインで進化させる!
武蔵野美術大学が主催する「探究を、デザインしちゃう展2026」が、2026年7月25日から29日まで開催されます。この展覧会は、高校生の探究活動をデザインの力でアップデートするプロジェクト「Project Tangible」の一環として行われます。大学の市ヶ谷キャンパスにて無料で入場でき、事前予約も不要です。
Project Tangibleとは?
「Project Tangible」は、アイデアや思考を具体的な形で表現する力を養うことを目指すプロジェクトです。これまでのプレゼンテーション中心の発表形式ではなく、多様な表現方法を採用し、高校生一人ひとりの内に秘められたアイデアや探究の価値を豊かに伝えることが狙いです。このプロジェクトでは、探究の成果を社会に届けるための“手触りのあるプロトタイプ”を制作することが重要視されています。
高校生達は、自らの探究活動の結果を可視化し、会場で体験できる方法で発表します。これは彼らが探究を通じて得た知識や思考の成果を、具体的な形として社会に提示する初の試みとなります。これにより、来場者は高校生の熱意や想いを直接感じ取ることができるでしょう。
参加高校と展示内容
今展には、福島県、東京都、富山県、石川県、大阪府、熊本県から多くの高校が参加します。その成果物はもちろん、展示に関しても工夫が施されており、デザインの力で探究を進化させる姿が強調されます。また、7月26日には高校生と本学教員による公開講評会が行われ、参加者もその場で意見を交わしながら、新たな視点を持てる貴重な機会となります。
未来を見据えた探究活動
「Project Tangible」は一般財団法人三菱みらい育成財団の助成を受け、高校生を対象にした「卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成する」プログラムの一環として位置付けられています。この取り組みは、デザイン思考を通じて探究活動をより創造的かつ実践的に進化させることを目的としており、参加校とのコラボレーションを通じた教育プログラムが展開されます。
高校生の問いを基に、問題発見からアイデア創出、プロトタイピング、フィードバックまでのプロセスを行うことによって、探究活動は深化し、次世代を担うクリエイティブな人材育成につながるでしょう。プロジェクトの最大の魅力は、アート・デザイン教育を通じて培ったタンジブル化する力を駆使し、現場で直面する課題への解決策を示すことです。高校生たちは、このサポートを受けながら、自らの興味やアイデアを具体的な形にし、社会に対して有意義なアウトプットを届けることを目指します。
終わりに
武蔵野美術大学は、これらのプロジェクトを通じて次世代のクリエイターを育成し、社会全体の発展に寄与していく目標を掲げています。展覧会に参加することで、高校生の新たな探究活動の形を目の当たりにできる良い機会です。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。