IE Universityがニューヨーク・カレッジを新設!
IE Universityは、最近の発表でグラスゴー・カレドニアン大学に替わる形で、ニューヨーク・ソーホー地区に「IEニューヨーク・カレッジ」を設立することを明らかにしました。新しいカレッジは、運営機関の承認が降り次第、正式に「IEニューヨーク・カレッジ」と改名されます。この動きは、ビジネスと持続可能性に重きを置いた最先端の教育機関を展開するというIE Universityの戦略の一環です。
このIEニューヨーク・カレッジ(IENYC)は、非営利法人としての認可を受けており、連邦法に基づき非移民外国人学生の受入れも行っています。今後、大学院プログラムを提供し、2025年1月から「社会的影響と持続可能性のためのビジネス」の修士課程が開始される予定です。他のプログラムについても近日中に発表される計画です。
IE UniversityとIENYCの独自性
IE UniversityとIENYCは、それぞれ独立した教育機関として運営されます。IE Universityの代表、ディエゴ・デル・アルカサール氏は、両機関が共通の目的を持つこと、つまり教育や研究、イノベーションを通じてポジティブな変化を促すことを強調しました。彼はこの新たな機会が新しい活力を提供する一方で、多くの責任も伴うと述べ、地域社会への貢献も視野に入れていると語りました。
一方、GCNYCの副学長、ジャクリーン・ルブラン氏は、「IENYCはIE Universityのグローバルネットワーク、国連との連携、そして人間性の発展に向けた研究からの恩恵を受ける」と語り、今後の展望に期待を寄せています。
より広がる教育機会
実際、この運営機関の変更はIENYCの目標達成に大きな貢献をすると考えられています。IE UniversityとIENYCは、IE Universityの学生に対して、世界で最もナビゲートしやすい都市の中心で学ぶ機会を提供するための転校協定などの多彩な協力計画を進めています。ニューヨーク都市圏は、2300万人以上の人口を擁し、経済規模は1.4兆ドルを超える世界的な中心地です。
また、IE Universityはビジネス界との連携が豊かで、世界の改善を信念とする姿勢を持ち続けています。国際ランキングでは、革新性において高い評価を受けており、卒業生の雇用率でもトップ20に位置しています。このIENYC設立は、その信念をさらに強化し、大西洋の両岸で新たな機会を創出する一助となるでしょう。
IE Universityについて
IE Universityは、社会にポジティブな変化をもたらすことを目指し、教育、研究、イノベーションを推進しています。グローバルな視野と起業家精神を持ち、多様性や持続可能性を重視したリーダーの育成に取り組み、質の高い教育を提供しています。500人以上の教授陣が集まるこの大学は、各種学部を持ち、世界160カ国の学生に様々なプログラムを提供しています。
IENYCについて
IENYCは、持続可能性に特化した教育プログラムを展開しており、ビジネスの社会的影響や持続可能性、リスク・マネジメントなどを学ぶことができます。これにより、学生たちは社会に貢献するための具体的なスキルと知識を習得することができます。
この新しい試みは、将来的な教育の在り方を占う大きな一歩となることでしょう。