青森市の避難所訓練
2026-08-03 13:36:37

青森市で実施された避難所開設の図上訓練、デジタル技術が支える未来の防災対策

青森市で行われた避難所開設の図上訓練



青森市の沖舘市民センターにおいて、能美防災株式会社が主催する避難所開設に関する図上訓練が行われました。この訓練は、2026年6月24日から26日にかけて、青森市の約224名の職員が参加しました。トレーニングの主な目的は、災害時における避難所の設置手順を確認し、避難所行動支援アプリ「N-HOPS」を活用することで、より効率的な避難所運営を実現することです。

訓練内容と参加者のフィードバック



参加者は、実際の施設図面や災害状況を想定したカードを用いて、N-HOPSに示された行動手順に沿って避難所開設の一連の流れを実践しました。訓練後に行われたアンケートでは、158名が回答し、そのうち71%が「N-HOPSがあれば避難所を開設できる」と回答しました。また、参加者の自信度は、訓練前の4.48からN-HOPS使用後は6.85に上昇したことが明らかになりました。

このような高い評価は、訓練を通じて避難所の開設手順を具体的にイメージできたことが大きな要因と考えられます。自由回答にも、初動時の混乱を軽減できるとの声が寄せられ、N-HOPSの実用性が感じられました。

訓練の背景と意義



青森市では、豪雪や大雨、地震、津波といった多様な災害に備え、避難所担当職員に対しての訓練が長年実施されていますが、これまでの取り組みでは鍵の解錠や無線連絡などの個別作業の確認が主でした。新たな取り組みとして、今回の訓練は、施設の安全確認から避難者受け入れ準備に至るまでの全体的な流れを見直し、N-HOPSを通じて一連のプロセスを整理・確認することに重点を置いています。

N-HOPSアプリの特徴と効果



N-HOPSは、避難所運営に関する情報を整理し、スマートフォンやタブレットから容易にアクセスできるアプリです。このアプリは、現場での行動を円滑に進めるための手順を提供します。避難所の状況をリアルタイムで把握し、各作業の進捗状況も確認可能です。訓練では、グループ作業によって、参加者が互いに連携を取りながら効果的に作業を進める様子が観察されました。

実災害への展望



参加者からは、実際の災害時に冷静に処理を進められるかどうか、通信環境やスマートフォンのバッテリーの確保ができるかといった不安も指摘されました。このため、N-HOPSでは行動手順をPDFとして出力できる機能があり、紙媒体と併用する運用方法も支援しています。今後も実際の避難所を使用した訓練を通じて、災害時の運用性や操作性を向上させるための検討が続けられていきます。

結論



今回の図上訓練は、デジタル技術を駆使して避難所開設業務を効率化する新たな試みであり、多くの職員が参加したことで、実行可能性についても自信を深めることができました。これからも、N-HOPSを利用した訓練を通じて、青森市の防災・減災対策をさらに強化していくことが期待されています。今後の動向に注目が集まります。

お問い合わせ先


能美防災株式会社総合企画室
担当:山田、河野
MAIL:[email protected]
TEL:03-3265-0218

詳細は公式サイトをご覧ください:
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会社情報

会社名
能美防災株式会社
住所
東京都千代田区九段南4-7-3
電話番号
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