フェリシモことば部が短歌作品の公募を開始
2024年、フェリシモが新たに創立した「フェリシモことば部」において、現代短歌作品の公募が始まりました。この取り組みでは、若者の心情を詩に表現する機会を提供し、次世代の短歌文化の発展を図ります。
新たな短歌賞の概要
公募される短歌賞は、その名も「新しい日々への短歌賞」。テーマは「今の自分」を反映したもので、応募者は20歳から29歳の若者に限定されています。作品の募集は、2024年3月17日から4月17日までの約1か月間にわたって行われる予定です。壮大なテーマに対して、若者たちがどのような視点で短歌を作り出すのか、楽しみな視点が広がります。
魔法のような31文字の世界
短歌は31音から構成されており、思いの丈を凝縮して表現することができます。フェリシモことば部では、応募作品から金・銀・銅の各賞を選出し、受賞者には特典としてフェリシモ製のオリジナルワインが進呈されるそうです。このワインは、受賞作にインスパイアされたイラストでデザインされており、非常にユニークな副賞となります。
作品の表現を促す意義
新社会人や新生活を迎える20代が、職場や恋愛、日常の出来事に対する感情を短歌を通じて表現することには、重要な意味があります。自身の感情を見つめ直すことで、より深い自己理解につながるかもしれません。また、若者たちが感じている様々な思いを作品に反映させることで、多くの人々とその共感を分かち合うことができるのも短歌の醍醐味です。
審査員は歌人・木下龍也氏
選考には、著名な歌人である木下龍也氏が審査員として参加します。彼は数々の歌集を発表しており、現在もNHK Eテレの「NHK短歌」にて選者を務めています。彼の豊富な知識と経験から、どのような作品が選ばれるか、期待が高まります。
応募方法と注意事項
作品の応募は「フェリシモことば部」の公式サイトから行えるほか、投稿に際してはいくつかの注意点があります。例えば、自作で未発表の作品であること、第三者の権利を侵害していないことなどが求められます。また、作品が選ばれた際には、名前やペンネームなどが根拠に基づいて使用される可能性もあることに留意が必要です。
未来への期待
「フェリシモことば部」の短歌賞は、若者たちにとっての新たな挑戦の場を提供するものです。彼らの生活や心情が短歌という形で表現され、しかもそれが他者と共有されることで、思わぬ形で新しい文化が育まれることを期待しています。興味のある方はぜひ、挑戦してみてください!
応募に関する詳細は、フェリシモことば部の公式サイトでご確認ください。