受賞!『SORC-100』
2024-10-17 20:21:12

シンクレイヤ初の受賞!未来を変える映像用光回線装置『SORC-100シリーズ』

シンクレイヤ、歴史的な受賞を果たす



2023年10月、シンクレイヤ株式会社が映像用光回線終端装置『SORC-100シリーズ』で2024年度のグッドデザイン賞を受賞したというニュースが舞い込みました。これは同社にとって初の受賞であり、業界においても注目を集めています。これにより、シンクレイヤの最先端技術が再び評価された形です。

『SORC-100シリーズ』の特長



『SORC-100シリーズ』は、オール光ファイバーで構成されたケーブルテレビシステム向けの映像用光回線終端装置です。この製品は、ケーブルテレビ局から家庭に光信号を伝送し、それを電気信号に変換する重要な役割を果たします。特に、屋外の厳しい環境に対応できるよう設計されており、24時間365日常に光信号を変換し続けることができます。

この装置は、従来の製品に比べ「扱いやすさ」「環境負荷低減」「基本性能の向上」に細心の注意を払って再設計されており、機能性だけでなくデザインにも配慮された製品です。

デザイン開発の背景にある思考



この製品が開発されるにあたり、シンクレイヤは「3人のユーザー」に対するニーズに徹底的にフォーカスしました。最初のユーザーは一般消費者で、設置場所を問わずシンプルで目立たないデザインが求められました。次に、設置を行う作業員にとって扱いやすさも重要です。特に設置時のミスを減らすための新機構が盛り込まれています。最後に放送通信事業者に対しては、ビジネスモデルの持続可能性を考え、消費電力を削減しながら性能を向上させることが求められました。

使いやすさの向上



『SORC-100シリーズ』では、設置作業員が機器を取り付ける際の使いやすさを最優先に考慮した詳細な設計が施されています。特に「蓋の構造」と「光トレイ」が見直され、従来よりも大きく開くことが可能になりました。これにより、作業員が機器内部に簡単にアクセスでき、短時間での設置が実現しました。

光ファイバーを収納するための光トレイも工夫されており、作業の効率化が図られています。

環境への配慮



『SORC-100シリーズ』では、従来品に比べて約50%の電力削減を実現しながらも、高出力を可能にしました。これは、効率的な電気回路設計によるもので、CO2の排出量を減少させる効果があります。また、分別リサイクルを考慮したユニット構造も特徴で、工具なしで簡単に分解できる仕様となっています。これにより、廃棄の際にも手軽にリサイクルが可能です。

評価の理由



審査委員からは、作業効率やユーザーの負担軽減に配慮したデザインが評価されており、シンプルで地味な印象ながらも、実用的な視点が豊富に盛り込まれた製品とされています。デザインばかりでなく、実質的な機能性の向上が評価されているのです。

受賞製品の展示



『SORC-100シリーズ』は、2024年度グッドデザイン賞受賞展にて展示されます。開催期間は、2024年11月1日から11月5日まで、東京ミッドタウンにて入場無料で行われます。興味のある方はぜひ足を運んでみてください!

まとめ



シンクレイヤの『SORC-100シリーズ』は、映像用光回線終端装置としての新たなスタンダードを示す存在となりました。今後も同社の取り組みが、社会における技術革新と環境負荷の低減につながることを期待しています。


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会社情報

会社名
シンクレイヤ株式会社
住所
愛知県名古屋市中区千代田二丁目21番18号
電話番号

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