2023年、音楽業界に革新をもたらす新しい取り組みとして、MONDO GROSSOとKLKTNが共同で開発したNFTオーディオステムプレーヤー「SMPLR」が登場しました。このプレーヤーは、1990年代の音楽制作で多く用いられたサンプラーやドラムマシンを思わせる構造で、インタラクティブな体験を提供することを目指しています。
最初に公開される楽曲は、MONDO GROSSOの名曲「Everything Needs Love」です。この楽曲は、ファンがサウンドを分解して再解釈し、作曲やアレンジをより深く理解するための材料となります。なお、「SMPLR」ではそれぞれのサウンドに特別なビジュアルアートも付随しており、全てのアートを集めることで曲の全体像をつかむことができます。
この新しいステムプレーヤーは、手に入れやすさや価格設定に配慮して設計され、ファンがクリエイティブな体験を気軽に楽しむことができるようになっています。さらに、KLKTNは新たなライナーノーツのコンセプトを復活させ、レガシーとイノベーションを融合させたコレクション性の高いアルバムアートワークも用意しています。この取り組みにより、MONDO GROSSOの30周年を迎えた大沢伸一のクリエイティブな世界に、ファンはより一層深く没入することができるでしょう。
1993年、アシッドジャズシーンでデビューした大沢伸一氏は、これまでに6枚のオリジナルアルバムをリリースし、数百の音楽制作に関わってきました。彼の音楽はジャンルを超え、多様なスタイルを取り入れたものです。
大沢氏はこのプロジェクトに関して、「MONDO GROSSOの30周年を記念して、ファンに新しい体験を提供したいという思いから、この企画に参加しました。この新しい試みはリミックスやリマスター形式でなく、僕自身のクリエイションの内側に触れてもらえる機会になります」とコメントしています。
一方、KLKTNのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジェフ・ミヤハラも、このプロジェクトに誇りを持ち、「大沢伸一氏とのコラボは、業界全体に新たな可能性を生むものです。NFTを通じて音楽を民主化し、クリエイティビティとファンダムを結びつける新しい時代の幕開けです」と述べています。
近年、KLKTNはKimbraやMIYAVIなど、世界中の多くのアーティストとコラボレーションを行っており、その成長ぶりが注目されています。今回のMONDO GROSSOとのプロジェクトもその一環として、新しい音楽体験を提供することを目指しています。
これからもKLKTNは新しい作品を独占的に発表し、アーティストが手掛けた限定のデジタル製品やNFTを通じて、ファンとの関係をより深めていく予定です。作品はクレジットカードで簡単に購入でき、手頃な価格で提供されます。
KLKTNは、NFTプラットフォームとしてファンとアーティストを特別な体験でつなぐことを目的としています。通常の音楽体験にデジタルアートを加え、アーティストのクリエイティブな裏側を見せることで、新しい形のエンゲージメントを実現しています。
また、本プロジェクトに関する詳細情報やメディア素材は、以下のURLからダウンロードが可能です。
メディアアセットのダウンロード
このように新しいアプローチで音楽制作を楽しめる「SMPLR」は、MONDO GROSSOの30周年を記念する特別な存在となることでしょう。