フルリモートワークにおける新たな試み
株式会社営業ハックでは、全国各地で営業支援を行うため、リモート勤務を導入しています。その中で、チームの一体感を促進し、メンバー同士のコミュニケーションを活性化させるために、「鬼電タイム」という社内イベントをバーチャルオフィスで開催しました。
バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスは、物理的にオフィスに入居することなく、オフィスの住所や電話番号を借りられるサービスとして広く知られています。しかし、営業ハックで取り入れたバーチャルオフィスは、単なるオフィス住所としての利用を超えています。メンバーがアバターを通じて参加することで、物理的な制約を越えてリアルなコミュニケーションが生まれる新しいツールです。
参加者はアバターを操りながら、必要があれば近づいて会話を始めることができ、まるでオフィス内での対話を再現するような感覚で業務に取り組むことができます。さらに、勤務状況を視覚的に確認できるため、孤立感を軽減し、チームの一体感を保つための仕組みも整っています。
鬼電タイムの実施背景
営業ハックの全メンバーはフルリモートで働いており、昨年はその規模を3倍以上に拡大しました。しかし、人が増えることでそれぞれの抱える悩みも増加し、リモート環境での孤立感や不安が問題となり得ます。特に新しく入社したメンバーにとっては、サポートを得ることが難しい状況が続くこともあります。そこで、インサイドセールス部門向けに行われたのが「鬼電タイム」というイベントです。
このイベントは、業務における疑問や不安を気軽に相談し合える場を提供することを目的としており、テレアポに関する技術を共有しつつ、メンバー同士の結束を深める重要な機会となりました。強制参加ではなく、自由に参加できる形式を取ることで、ストレスの少ない環境で各自が仕事に集中できるよう配慮されています。
イベントの様子
9月19日に開催された第3回鬼電タイムは、前半に業務時間を設け、後半には自由に交流できる時間が設けられました。この時間では、架電のフィードバックやリストの方向性、断られた理由などをオープンに話し合い、メンバー同士のお互いを称え合うことも行われました。参加者からは「1件目で成果が出た」「一人でやるよりも集中できた」といったポジティブな感想が寄せられました。
今後も営業ハックでは、メンバーが安心して働けるような環境作りを進め、こうした交流の場を充実させていく考えです。
企業情報
営業ハックは、「売上を2倍にするお手伝い」を掲げ、営業に関する悩みを解決するための支援を行なっています。営業マネジメントコンサルティングを通じて、時代にマッチした営業組織を構築することに注力しています。リモート環境においても、このような取り組みを続け、他の企業へも新たな働き方の提案が行えるよう努めています。