広島で「マエダハウジング視察会」開催!地域貢献活動に学ぶ
一般社団法人日本優良ビルダー普及協会(JGBA)が10月8日、広島市で「マエダハウジング視察会 in広島」を開催しました。会員・非会員合わせて44名が参加し、盛況のうちに幕を閉じました。
JGBAは、会員企業の情報共有と交流促進のため、2022年から全国各地で視察会を実施しています。今回の視察先は、広島県で10年連続総合リフォーム売り上げNo.1を誇る株式会社マエダハウジング。3万2000件以上の豊富な実績を持つ同社のモデルハウスや建築現場を直接見学する貴重な機会となりました。
マエダハウジングの取り組み:リフォーム・リノベーション事業の深層
視察会では、マエダハウジングが手掛ける3店舗のリフォーム・リノベーション現場を視察しました。東広島店では、築30年の日本家屋を約5ヶ月かけて大規模リノベーションした事例が紹介されました。母屋をリノベーションのショールームとして活用し、離れには水回り設備を設けるなど、店舗全体を事例として活用する斬新な取り組みです。現場スタッフからの説明を通して、展示や接客戦略といった営業ノウハウも学ぶことができました。
地域社会への貢献:100年企業を目指す理念
視察後には本社で分科会を開催。現場担当者によるリフォーム・リノベーション事業のワンストップサービスに関する詳細な説明や、前田政登己代表取締役による創業からの歩み、事業体制の構築、新たな事業領域の開拓、M&A戦略などが語られました。
特に注目すべきは、地域課題や社会課題の解決への取り組みです。マエダハウジングは、産学連携や地域貢献活動、人材確保など、多角的なアプローチで「地域で輝く100年企業」を目指しています。
分科会では参加者から活発な質疑応答があり、「企業理念を社員に浸透させる方法」といった具体的な質問にも、率直に回答がなされました。
交流会:参加者からの高評価
視察会後には交流会を開催。参加者同士の親睦を深めながら、現場ならではの知見を共有する機会となりました。参加者からは「また参加したい」「とても勉強になった」といった、多くの好意的な声が寄せられました。
マエダハウジング:実績と表彰
1993年創業のマエダハウジングは、広島市トップの実績を誇り、数々の賞を受賞しています。Googleクチコミ評価4.7と高い顧客満足度も魅力です。「空き家再活用サービス」で経済産業大臣表彰を受賞するなど、その取り組みは高く評価されています。中古住宅購入からリフォーム・リノベーション、新築住宅、不動産、M&Aまで、幅広い事業を展開し、グループ全体で総売上高42億円を達成しています。
JGBA:住宅業界の発展を目指す団体
JGBAは、工務店、ビルダー、リフォーム会社などを会員とする団体です。会員限定の動画コンテンツやセミナー、視察会、交流会などを開催し、住宅業界の発展に貢献しています。「リアル」な情報を重視し、会員だけでなく、非会員にも情報を公開することで、業界全体の活性化を目指しています。
今回の視察会は、マエダハウジングの成功事例だけでなく、JGBAの活動を通して、日本の住宅業界の未来を垣間見ることができた貴重な機会となりました。