KPMGジャパンがLIGA.i2024の節冠スポンサーに就任し多様性の推進へ

LIGA.i2024がKPMGジャパンと手を組む

ブラインドサッカーのトップリーグである「LIGA.i2024」が3年目を迎えるにあたり、KPMGジャパンが新たに節冠スポンサーとして参加します。更に、両者は「IDE共創マップ」を共同作成し、ブラインドサッカーの持つ価値を可視化する活動にも取り組んでいます。これにより、視覚障害者スポーツの価値を社会に広めることを目指しています。

KPMGジャパンとJBFAの協業

NPO法人日本ブラインドサッカー協会（JBFA）とKPMGジャパンは、パートナーシップを通じてESG（環境・社会・ガバナンス）に関する取り組みを進めています。KPMGの「Our Impact Plan」に基づくこの協業は、LIGA.iの理念に沿った形で進められています。特に、IDE（Inclusion, Diversity and Equity）に関する共創を目指し、選手やチームを支援する新しい地平を切り開いていくことに注力しています。

大会の概要

2024年は以下の日程で大会が行われます。最初の節は10月5日に品川区立総合体育館で行われ、次回は11月23日のMARUIブラサカ!パークにて開催されます。そして、第3節はKPMGジャパンが冠スポンサーを務め、12月1日にはフクシ・エンタープライズ墨田フィールドで行われます。出場するチームには、埼玉T.Wingsや品川CCパペレシアルなどがあり、各チームの活躍に期待が高まります。

観戦情報

今シーズンの第1節と第3節は現地観戦が可能ですが、第2節はオンライン配信のみとなっています。観客を募り、より多くの人々にブラインドサッカーを身近に感じてもらう絶好の機会と言えるでしょう。観戦チケットは大会特設ページで購入可能です。

「IDE共創マップ」とは

KPMGジャパンとJBFAは、LIGA.iを中心にステークホルダーとの相関関係や価値循環を示した「IDE共創マップ」を共同作成しました。このマップにより、LIGA.iがどのように社会に影響を与えるかを具体的に可視化しています。これにより、ブラインドサッカーを通じて社会貢献を実現する重要性が高まると期待されます。

各界の期待

NPO法人日本ブラインドサッカー協会の理事長・金子久子氏は、KPMGジャパンの支援に感謝の意を表し、LIGA.iの理念を通じてダイバーシティの推進に寄与する意義を強調しました。また、KPMGジャパンの共同チェアマンである山田裕行氏と知野雅彦氏は、ブラインドサッカーの社会的価値に最大限の支援を行うことに意欲を示しており、今シーズンも大いに期待しています。

未来に向けて

2022年の開幕以来、LIGA.iは多くの挑戦を乗り越えてきました。KPMGジャパンとの協業を通じて、今後も社会におけるダイバーシティとインクルージョンの要素をさらに強化し、ブラインドサッカーの魅力を広めていくことが期待されます。これからの3年目も、多様性を重んじる社会の実現に向けた重要なステップとなることでしょう。