新オフィスビル竣工
2025-07-23 17:49:16

木造ハイブリッド構造の新オフィスビル「第一生命京橋キノテラス」が竣工

木造ハイブリッド構造の新たな拠点が登場



2025年7月18日、東京都中央区に新たな賃貸オフィスビル「第一生命京橋キノテラス」が竣工しました。このビルは、木造と鉄骨造を融合させたハイブリッド構造が特徴で、第一生命保険株式会社と清水建設株式会社の技術協力によって実現されました。都市の中心に位置し、東京メトロ銀座線「京橋」駅と直結しているこのビルは、地上12階、地下2階、高さ56mという日本一の高さを誇ります。

技術とコンセプト



本物件の設計には、清水建設が特許を持つ木質ハイブリッド技術「シミズハイウッド®」が活用されています。この技術により、木材と鉄骨の利点が組み合わさり、開放的で快適な環境が提供されます。特に「Well-being」と「Sustainability」という2つのコンセプトを基盤に据え、心地よい木質空間が訪れる人々に付加価値をもたらすことを目指しています。

Well-beingの実現



木に囲まれた執務空間は、精神的なリラックスを促し、さらには生産性の向上にも貢献します。想像してみてください。毎日、穏やかな木の香りが漂う環境で働く。そして外気に触れるためのテラスが設けられており、多様なワークスタイルをサポートする空間が整っています。さらに、主要構造部には積極的に木材が使用され、内装にも自然素材の温もりを感じさせます。

環境への配慮



環境に優しい建物を目指す第一生命は、このオフィスビルの開発を通じて、持続可能な社会への貢献を強調しています。使用される木材の量は国内最大級の約1,100m³に達し、高い耐震性、耐火性を兼ね備えています。 CO2の固定化も行われており、約740tのCO2を抑制する効果があります。さらに、使用された鉄骨の約70%にはリサイクル資源が使用されています。

社会的使命の実現



第一生命グループは、社会課題の解決に注力しており、「Financial Well-being for All」や「Green Leadership」といった重要課題に取り組んでいます。京橋キノテラスは、これらの使命を体現した建物として位置付けられており、訪れるすべての人々にとって「良好な社会」を形成するための一助となることでしょう。

物件概要



  • - 物件名: 第一生命京橋キノテラス
  • - 所在地: 東京都中央区京橋二丁目4-12
  • - 敷地面積: 1,322.24㎡
  • - 延床面積: 16,151.25㎡
  • - 建物の高さ: 56m
  • - 構造: 鉄骨造、一部木造
  • - 主要用途: オフィス、店舗
  • - 駐車場: 43台(機械式39台、荷捌き4台)

この新しいオフィスビルが企業のイメージ向上や働く人々の健康を促進し、持続可能な社会に向けた一歩となることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
第一生命ホールディングス株式会社
住所
東京都千代田区有楽町1-13-1
電話番号
03-3216-1222

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 中央区 第一生命 京橋 清水建設

Wiki3: 東京都 中央区 第一生命 京橋 清水建設

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。