熊本から世界へ!ダンス劇「孤独も深みになる」パフォーマンスツアー開催
はじめに
11月15日と16日に熊本市で、ダンス劇「孤独も深みになるたびに」の公演が行われます。この作品は、ダンサーで振付師、プロデューサーの
葉山悠介が手がけ、熊本を拠点に国際的に活動を展開しています。葉山は
株式会社Klythmeを設立し、和楽器とダンスの融合をテーマにした公演や地域振興イベントをプロデュースしています。
公演の背景
本作のテーマは、複雑化する社会のなかでの孤独や辛さを描き出し、それを通して人生の深みを感じさせるものです。葉山は、観客に日常に光をあてるような心温まる鑑賞体験を提供することを目指しています。このパフォーマンスでは、オリジナルの脚本と楽曲が使用されており、音楽には熊本の音楽家である
鎌田優紀子を起用しています。
公演内容
公演は二日間の予定で、11月15日は生演奏、16日は録音音源を使用した公演となります。各回の後には、出演者によるトークショーも開催される予定です。料金は前売りが4,000円、U25割引が2,000円、当日は4,500円、U25割引が2,500円です。予想来場者数は150名で、観客との距離を大切にするスタイルが特徴です。
コンセプトの核心
「孤独も深みになる」という本公演の基本理念は、葉山の個人的な経験から生まれました。彼は、孤独感や日常生活の中での変化に目を向け、これをダンスを通じて表現しています。観客にとっても、共感できる内容に仕上げられており、ただの鑑賞に留まらず、心に響く感動を生むことを目指しています。この作品は、競争が激しい舞台芸術の世界で、熊本から世界に向けたメッセージを込めて発信されています。
今後の展望
葉山は2024年にフランスでのパフォーマンスツアーを計画しています。具体的には
アヴィニョンで開催される世界三大演劇祭への参加を目指し、国際的な舞台で評価される作品づくりを行っています。また、地域の小中学校をターゲットにした公演も予定しており、若きアーティストたちを育成し、次世代の文化振興に貢献する姿勢を見せています。彼は地域文化を大切にしつつ、それを世界に発信するための環境作りにも力を入れています。
終わりに
ダンス劇「孤独も深みになるたびに」は、ただのエンターテインメントにとどまらず、観る人の心に何かを残す深いメッセージを持っている作品です。ぜひ、熊本でのこの機会をお見逃しなく。詳細は公式ウェブサイトも参照してください。