足立ブランドが生み出す新たな推し活の形!革新的プラスチックタグの挑戦
東京都足立区に位置する有限会社五味彫刻工業所は、近年私たちの日常に新たな彩りを加える革新的なプラスチックタグを開発しました。これらの製品は、小ロット多色対応を強みに持ち、アーティストグッズやスポーツチームのファングッズといった新たな市場に挑戦しています。特に、同社の『MOTEL KEY TAG』と『DOG TAG』は注目を集めており、推し活市場において重要なアイテムとして位置づけられています。
「MOTEL KEY TAG」と「DOG TAG」の特徴
このタグたちはそれぞれ異なる魅力を持ち、『MOTEL KEY TAG』はアメリカのモーテルで使われていたキータグを基にしたデザインです。多彩なカラーバリエーションとカスタマイズ性の高さが特長で、ニーズに応じて自由にデザインを施すことが可能です。一方、『DOG TAG』は映画『トップガン』からインスパイアを受けた商品で、兵士が身元確認のために用いるタグを模したものです。デザインの自由度に加え、軽量で丈夫なプラスチック製という点が新たな魅力と言えます。
技術の進化と小ロット多色生産への挑戦
同社はもともと金型彫刻の専門企業でしたが、市場のニーズに応じて技術を進化させてきました。成形工場の設立とともに、小ロット多色生産に特化した製品の開発に乗り出したのです。特に、テーマパークでのキャラクターグッズ製作経験が、短期間での多彩な商品展開を可能にし、独自の生産ノウハウを確立しました。この挑戦に対する熱意は、五味修氏からの「皆が嫌がる仕事こそ、チャンスがある」という言葉に集約されています。
新たな市場開拓の意義
少量多品種の対応は、推し活市場において非常に重要です。ファンは自分の『推し』に関連する商品を探し求めており、限定商品やイベント限定のグッズは特に需要があります。五味氏は、アーティストのライブツアーでの各地限定の『DOG TAG』を販売する提案をし、ファンがそれを収集することで思い出を形にすることができると語ります。
海外市場への展開
『DOG TAG』は国内に留まらず、海外での展開も視野に入れています。ヨーロッパのサッカーチームなどでの人気を踏まえ、日本発のプラスチック製品を世界に広めることが目標です。五味氏は、「『DOG TAG』で世界市場に挑戦したい」と力強く宣言しています。
まとめ
有限会社五味彫刻工業所は、革新と挑戦の精神を持ち、小ロット多色対応のプラスチックタグを通じて推し活市場に新たな風を吹き込んでいます。2025年2月12日(水)から14日(金)の間、東京ビッグサイトで開催される「第99回東京インターナショナル ギフト・ショー」に出展し、その魅力を直接体感できる機会を提供します。これからも注目が集まる企業と製品です。