株式会社SoLaboの最新システム「TaxSys」アップデート
株式会社SoLaboが提供する税理士事務所向けのクラウドシステム「TaxSys」が、2025年11月に実施されるアップデートの詳細を発表しました。このアップデートでは、AI-OCRと会計連携機能を中心に、様々な改善が行われています。これにより、処理速度の向上や対応書類の拡充が実現され、税理士業務のさらなる効率化が期待されています。
アップデートの主な内容
OCR処理能力の向上
アップデートの中でも特に注目すべきは、OCR(光学式文字認識)処理能力の大幅な向上です。新たに一般医療費領収書や総合振込明細書がOCRの対象に加わり、医療費控除に関連する資料や複数の振込先の明細も自動でデータ化することが可能になります。これにより、処理できる書類の範囲が広がり、業務の効率が更に向上します。また、最新のAI技術「Gemini 3.0」を導入することで、銀行口座明細やクレジットカード明細の処理速度が最大で1.5〜2倍に向上しました。
特殊PDFへの対応
これまで手動での対応が必要だった銀行発行のセキュリティ対策が施されたPDFファイルにも対応し、処理エラーの解消が図られました。この改良により、税理士事務所は一層スムーズに業務を進めることができます。
会計ツール連携機能の強化
会計ツールとの連携機能も強化され、freeeやマネーフォワード クラウド会計への仕訳データ取り込み時に、Google Driveに保存された証憑URLを摘要欄やメモ欄に記載するオプションが追加されました。これにより、監査や確認作業の効率が大幅に向上します。
ユーザー管理機能の改善
今回のアップデートでは、アシスタントユーザーを複数設定できるようになり、チーム体制での業務遂行や繁忙期のサポート体制をより柔軟に構築できるようになりました。
今後の展開
このように、AI技術を駆使した「TaxSys」は、税理士事務所の業務効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に貢献することが期待されます。また、現在「TaxSys」では全額返金キャンペーンも実施中で、生産性や精度、スピード、コストに満足できなければ事務手数料やロイヤリティを返金することで、企業の導入を促進しています。
企業情報
株式会社SoLaboは、資金調達支援を中心としたサービスを提供しており、月平均1,000件以上のお問い合わせに対応しています。2021年からは事業再構築補助金などの補助金申請支援事業も強化し、バックオフィスBPOサービスや自治体の課題解決サポートなど、支援の幅を広げています。公式ウェブサイトでは、さらに詳しい情報を提供していますので、ぜひご覧いただくことをお勧めします。
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