札幌で8月30日開催、楽しく学ぶ防災イベント「災害対策フェスタ」

楽しく防災を学ぶ「災害対策フェスタ」

2025年8月30日（土）、札幌市白石区のBPO・コンタクトセンター「Polaris_Sapporo®」で「災害対策フェスタ」が開催されます。このイベントは、地震や自然災害への備えを楽しく学ぶ機会を提供することを目的としています。

イベントは、午前10時から午後3時まで、家族連れや友人同士で楽しむことができるプログラムが用意されています。KDDIが協力し、特別なVRゴーグルを使用して、豪雨による浸水の疑似体験ができるブースや、車載基地局のアンテナ操作を体験できるコーナーなどがあります。これにより、実際の災害時に役立つ知識や技術を身につけることができます。

また、参加者には日本災害食認証を受けた日清食品の「完全メシ」や、伊藤園の「1日分の野菜」といった、栄養価の高い防災食の試食も行います。これらの食品は非常時にも役立ちますので、ぜひ試してみてください。さらに、参加特典として、防災グッズやエコバッグが用意されています。

なぜ「災害対策フェスタ」を開催するのか？

近年、多くの自然災害が発生しており、それに伴って防災意識が高まっています。しかし、実際に災害に備えている人は少数です。マクロミルが行った調査によれば、避難場所や避難経路を確認している人は49%に達しますが、非常用持ち出し袋や家具の配置を工夫している人は4割にも満たないという結果が出ています。このような現状を受けて、地域の防災対策を促進するために、イベントを開催しようと決定しました。

「Polaris_Sapporo」では、2022年から地域継続計画（DCP）を施行し、発生する災害時に地域住民が利用できるスマートフォン充電ブースを設置しています。これにより、地域の方々と連携し、災害時に向けた備えを整えています。