琉球ゴールデンキングスが成し遂げた軌跡と未来への挑戦

琉球ゴールデンキングスが見せた第19期の成果

沖縄を代表するプロバスケットボールチーム、琉球ゴールデンキングスは、2024-25シーズンにおいて数々の素晴らしい成果を収めました。ファンの皆さまの支援のおかげで、「沖縄をもっと元気に！」という理念の下、スポーツとビジネスの両面で挑戦が続いています。

チーム成績：歴史的な瞬間

今年は特に、琉球ゴールデンキングスにとって記念すべきシーズンとなりました。第100回天皇杯で初優勝を達成し、ついに沖縄にその栄冠をもたらしました。この勝利は、地元ファンたちと共に祝う素晴らしい瞬間であり、感動を与えました。

さらに、B.LEAGUEにおいては、7度目の西地区優勝を果たし、4年連続でファイナルに進出。この実績は、チームの強さと成長を示すものです。特に、ホームで開催されたチャンピオンシップは、沖縄サントリーアリーナで多くのファンと共に迎えることができ、選手たちにも大きな力となったことは間違いありません。

国際舞台でも成長がみられます。今年はEASLファイナル4に進出し、日本のクラブとして初めてヨーロッパでの大会にも参加し、「沖縄を世界へ」というビジョンへ向けた大きな一歩を踏み出しました。

育成世代の成果

また、育成世代においても良い成果が見られました。キングスU15チームは、B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIPで初優勝を飾り、今後のトップチームに貢献する若手選手たちの道が開かれました。これにより、未来のキングスを担う人材が確実に育っています。

ビジネス成績：着実な成長

沖縄バスケットボール株式会社のビジネス面では、ホームゲームを40試合開催し、延べ33万人を超える観客が来場しました。これは前期よりも約1.8万人増加しており、沖縄サントリーアリーナ開業以降の公式戦での累計来場者数も100万人を突破しました。チケットやグッズ事業も順調に拡大しています。

また、企業パートナーシップも着実に広がっており、888社からの支援を受け、前年より178社増加しました。この強いパートナーシップは、キングスの活動を大いに支えてくれています。

売上の面でも、天皇杯優勝やB.LEAGUEの準優勝、EASLファイナル4進出による賞金が貢献し、沖縄バスケットボール株式会社の単体売上高は3,567百万円となり、117%の成長を見せました。さらに、沖縄バスケットボール株式会社と沖縄アリーナ株式会社の連結売上高は4,097百万円に達し、全体として成長を実現しています。

社会貢献活動

地域に根付いた活動も大切にしています。今年は沖縄市を中心に、離島も含めた全県で273回の地域交流を行いました。ドリームスタディドリルの配布や、あいさつ運動、ラジオ体操、クリーン活動など、特に未来を担う子どもたちと直接ふれあう場を設けることで、地域とのつながりを深めてきました。

これらの成功は、ファンやパートナー企業、沖縄の方々の支援あってこそです。心から感謝し、これからも新たな歴史を紡ぎ続けるために全力で活動を進めていきます。今後とも琉球ゴールデンキングスをぜひ応援してください。