フクシマガリレイが出資
2025-07-17 10:39:45

フクシマガリレイが注目のfavyに出資し飲食業界のDXを推進

フクシマガリレイが株式会社favyに出資



フクシマガリレイ株式会社は、シェア型フードホールを手掛ける株式会社favyに出資したことを発表しました。フクシマガリレイは、大阪市西淀川区に本社を構え、業務用冷凍冷蔵庫の製造や厨房設備の提供を行う企業です。一方のfavyは、東京都新宿区に本社を持ち、シェア型フードホールや飲食店向けのシステム開発を行っています。

この提携により、両社は飲食業界のデジタル変革(DX)を加速する新しいソリューションを提供することを目指します。favyは「Restaurant as a Service(RaaS)」を掲げ、飲食体験を通じて不動産の価値を最大化することを目指しています。また、シェア型フードホールは、遊休不動産や不人気商業施設に新しい人の流れを生み出すことで、収益性の向上に寄与しています。

favyの取り組み


favyは「re:Dine」や「ネオヨコチョウ」などのブランドでシェア型フードホールを運営しており、厨房部分の施工も手がけています。これにより、不動産業界と飲食業界との新たな連携を生み出すことに成功しています。favyが提供するデジタルツールは、飲食店のDXを進め、集客や販促を支援する上で重要な役割を果たします。また、コロナ禍を経て、飲食業界のデジタル化の重要性はますます高まり、多くの店舗にとって不可欠な存在となっています。

フクシマガリレイの強み


フクシマガリレイは、業務用冷凍冷蔵庫や厨房機器の製造・販売に加えて、遠隔監視システムやエネルギー最適化のソフトウェアを開発しています。特に、「HACCP ExAround」という温度管理や衛生管理をサポートするシステムは、厨房の安全性を高めるための重要なツールとなっています。今回の出資により、フクシマガリレイの先進的な技術がfavyが運営するシェア型フードホールの厨房管理に寄与することが期待されています。

未来の展望


フクシマガリレイ代表の福島豪氏は、外食業界に新たなソリューションを提供するために、favyとの連携を通じて相互成長を目指すとコメントしています。また、favyの高梨巧氏は、フクシマガリレイの豊富な経験とネットワークが、両社にとって革新的なシナジーを生むと確信していると述べています。これにより、飲食業界に新たな価値を提供し、新しいビジネスモデルの構築を目指すという意気込みを示しています。

今回の提携は、単なる資金調達に留まらず、業種を超えた革新的なビジネスの展開を期待させるものです。両社の持つ技術と知見が結集することで、外食業界にとって新しい時代が訪れる予感がします。


画像1

会社情報

会社名
ガリレイ株式会社
住所
大阪市西淀川区竹島2-6-18
電話番号
06-6477-2011

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。