名古屋商科大学ビジネススクール学位授与式の開催
名古屋商科大学ビジネススクールでは、2024年度9月期の学位授与式が名古屋キャンパスで壮大に行われました。この日、マネジメント研究科から103名、会計ファイナンス研究科から6名、合計109名の学生が新たな旅立ちを果たしました。さらに、履修証明生10名もお祝いの場に参加し、多くの煌びやかな晴れ着を纏った学生が集まる光景が印象的でした。
国際的な修了生たち
特筆すべき点は、マネジメント研究科の修了生の25%が海外からの留学生で、特に英語プログラムを経て卒業する学生も多かったことです。13カ国にわたる外国人留学生の中には、Double Degree Programを修了した11名も含まれています。さらに新たに学位を手にするこの瞬間を祝うため、海外から特別なゲストを招くという先進的な試みが行われました。
式典の中では、特に優秀な成績を修めた9名の学生が表彰され、賞状と記念品が手渡されました。彼らの努力が認められたことは、後輩たちにとっても大きな励みとなったことでしょう。また、戒名にあたるベータ・ガンマ・シグマ(Beta Gamma Sigma)の入会証明書とピンバッジが14名の修了生に授与され、彼らの学問への情熱が一層深まったことがうかがえました。
特別来賓の祝辞
式典の中では、名古屋商科大学を代表する研究科長からの祝詞の後、中国の浙江大学ビジネススクール元研究科長であるZhongming Wang(王 重鳴)教授による素晴らしい講演が行われました。万華の故郷と称される杭州の教授は、「持続可能なキャリアのための能力開発戦略」というテーマで語りかけました。その中で、QS社による大学品質の指標を紹介しつつ、学生たちに必要とされるキャリア戦略を提案しました。さらに、名古屋や杭州、その他の都市に共同プラットフォームを設け、生涯学習を促進する構想にも触れました。国際的な視点から学問に取り組む意義を考えさせられる時間となりました。
伝統を継承するハットトス
学位授与式のフィナーレには、伝統的なハットトスの儀式が待っていました。優良学生たちによる号令のもと、卒業生たちは共に学んだ仲間との別れを惜しむ一方で、新たな挑戦に向けて約束を交わしました。初秋の名古屋キャンパスには、彼らの満面の笑顔があふれ、素晴らしいフィナーレを迎えました。
このように、名古屋商科大学ビジネススクールの学位授与式は、国際色豊かで象徴的な式典となり、多くの学生にとって新たなスタートを切る記念すべき日となりました。今後も彼らが多様なフィールドで活躍することが期待されます。
名古屋商科大学ビジネススクールについて
1990年に設立され、社会人を対象とした実践的な経営教育を提供している名古屋商科大学ビジネススクールは、土日のみでMBAを取得できるプログラムを用意しています。国内唯一のトリプルクラウン校として、AACSB、AMBA、EQUISの三大国際認証を取得し、世界中の学生に対して高品質な経営教育を展開しています。その成果は、QS社のランキングにおいても評価され、EMBA、MBA、MSc in Managementが全て国内1位に輝いています。
名古屋商科大学ビジネススクールでの学びは、常に国際的な視点を持ち、今後のビジネスリーダーを育てるための重要な基盤となっています。卒業生たちが新たな道を切り開く姿を見守りたいものです。