利尻富士町のカンファレンス
2023-10-12 10:12:36

地方創生と人材不足解消を目指すカンファレンスが利尻富士町で開催

地方創生と人材不足解消を目指すカンファレンス



株式会社bondと利尻富士町は、地方創生と人材不足の解消に向けたカンファレンスを実施しました。このカンファレンスでは、利尻島の抱える深刻な人口減少や働き手不足について議論が交わされ、これを解決するためのさまざまな施策が検討されました。

港区のワーケーションと自治体間の連携



今回のカンファレンスは、港区が主催するワーケーションの一環として行われました。自治体と区内事業者、さらには全国の住民や産業との幅広い連携を目指し、互いの地域の発展と住民の生活向上を図ることが目的とされています。新たなビジネスマッチングの機会を創出し、継続的な交流を促進することが重要です。

利尻富士町の現状と課題



利尻富士町は、現在深刻な人口減少に直面しています。この島は、働き手の不足や人材獲得の難しさという大きな課題を抱えており、解決策の幅を広げていく必要があります。今回のカンファレンスでは、人的資源の獲得や地域の認知度向上が重要なテーマとして取り上げられました。

情報発信の重要性



利尻島の現状では、観光や採用といった分野での認知度が低いという問題があります。情報は地域内の小さなコミュニティにしか届いておらず、外部への発信がほとんど行われていないのが現状です。

観光面では特に、SNSなどを通じた魅力的な情報発信が欠けており、利尻島に対する興味を引き起こすことができていません。求人情報もハローワークや役場のウェブサイトに限られた内容しか掲載されていないため、広範囲な募集が行われていません。

ブランディングの構築



利尻富士町では、「利尻島といえば…」といった印象を持たれるようなキャッチコピーやブランディングが不足しています。これにより、地方の特性や魅力が住民以外に広がることなく、地域の振興が思うように進まない状況が続いています。

中長期的な施策と戦略を立てていく必要がありますが、まずは「見てもらう」「知ってもらう」ことを重視する施策を実行し、採用プロセスの改善を目指していく方向です。

今後の展望



このカンファレンスを通じて、利尻富士町の認知度向上やブランディングの重要性が再確認されました。具体的な施策に取り組むことで、地域内外からの人材を呼び込み、持続可能な発展を目指すという方向性が示されました。

株式会社bondの代表と利尻富士町の企画政策課長、また多くの参加者が一丸となって、地域の活性化に向けて積極的に取り組む姿勢を示しました。今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社bond
住所
東京都港区芝5-36-4札の辻スクエア9F
電話番号

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