SHIZUKA Vikings 厚木の独自ファンプラットフォーム開発
神奈川県の厚木に位置するバレーボールクラブ、SHIZUKA Vikings 厚木は2025年に設立され、迅速にVリーグへの参加を果たしました。このクラブは来期の2026-27シーズンが初めてのリーグ参戦となります。少人数で運営されるこのクラブでは、GM、監督を含む約5名のスタッフがファンクラブの運営、チケット販売、グッズ販売、情報発信などの業務を兼任しています。
課題の発見と革新
シーズンの準備が進む中、クラブはファンクラブ、チケット、グッズ販売をそれぞれ異なるサービスで分けて運用することを検討しました。しかし、そのプロセスで2つの大きな課題が明らかになりました。まず、異なるツールが連携していないためにファンの動きが一元管理できず、情報整理が難しいという点です。次に、複数のサービスを利用することで発生する高コストもクラブにとって大きな負担になっています。これらの課題を解決するために、Vikingsは全ての体験を統一した会員アカウントシステムを自ら構築しました。
ワンストップサービスの魅力
この新しいプラットフォームを通じて、ファンは以下のサービスを一つのアカウントで利用できます。まず、ファンクラブへの入会は年会費0円から始められ、段階的な会員種別を選べます。また、ホームゲームのチケット購入やQRコードによる入場、グッズの購入、デジタル会員証の表示、選手自身が執筆するブログ「バイキングス航海日誌」の閲覧も可能です。これらの機能により、ファンはシームレスに利用できます。
自動化による公平な販売
クラブは販売の公平性を維持するために、自動化システムを導入し、会員ランクに応じた割引が自動で適用されます。このシステムにより、購入の際の手間を減らし、より多くのファンがチケットを簡単に購入できる仕組みを実現しました。個々の購入者には枚数制限があり、QRコードの電子チケットで迅速に入場できるシステムも整備されています。さらに、パートナー企業向けの招待機能も搭載され、観戦の機会が広がる仕組みになっています。
小規模クラブの強みを活かした意思決定
Vリーグのクラブは、小規模であるが故に素早い意思決定が可能です。Vikingsは運営現場で発見された問題を迅速に議論し、実用的な解決策を実施できます。これにより、ファンのニーズに応じた柔軟なサービスの提供が実現しました。
今後の展望と地域連携
今後、クラブは会員、チケット、グッズのデータを統一し、ファンの傾向に即した企画や地域との連携を強化していく予定です。アウェイチームのファンにも配慮した使いやすいインターフェースの開発やポイントシステムの導入を目指し、観覧体験をさらに改善します。また、同様の課題を抱える他のクラブへの仕組み提供も見据えた活動を展開していく予定です。運営に関する相談や情報交換を希望する方は、ぜひお気軽に連絡してください。
チケット販売のお知らせ
11月7日の開幕戦を前に、チケット販売が開始されます。アリーナ席とS席、自由席から選べ、ファンクラブ会員には割引特典も適用されます。詳細はSHIZUKA Vikings 厚木のファンクラブサイトでご確認ください。デジタルチケットでの入場が可能なため、環境にも優しい取り組みです。
クラブは薄利多売ではなく、ファンに価値を感じてもらえる仕組み作りに注力。開幕戦では、地域の皆様とともにVikingsの熱気を体感していただけることを心待ちにしています。代表取締役GMの高橋俊二は、「選手とスタッフが成長しながら、地域の皆様との繋がりを大切にしていきます」とも語っています。