武漢への医療支援
2020-01-31 12:00:50

日本から武漢への医療支援プロジェクト:マスクと想いを届ける

日本から武漢への医療支援プロジェクト



再生医療テクノロジー株式会社(RMT)の代表、馬場稔正氏が中心となり始まった医療支援プロジェクトが、多くの医療機関から支援を受け、実現に向けた動きが加速しています。この取り組みは、中国湖北省武漢市において新型コロナウイルスの影響を受けた医療現場を支援することを目的としています。

支援物資の提供


このプロジェクトでは、SNSを利用して日本中の医師や医療施設から医療用マスクや防護服の寄附を募っており、桜十字グループ代表の西川朋希氏を中心に、100以上の医療機関から医療用マスク10万枚以上の寄附が集まりました。これらの物資は、近日中に中国大使館および武漢大学校友会を通じて武漢に送られる予定です。

オンライン診療の開始


さらに、プロジェクトの一環として、日本の医師と武漢の病院、さらには武漢在住者との健康相談をつなぐオンライン診療サービスも開始されました。このサービスにより、医療のニーズに迅速に応えることができると期待されています。

寄附金額と各機関の連携


武漢大学校友会および日本湖北総商会からは、寄附金が200万ドルを超えています。この活動にあたり、日本の外務省や厚生労働省とも連携を図りながら進めており、支援の効果を最大化するための体制が整えられています。

プロジェクトの背景


再生医療テクノロジー株式会社は2019年に設立された企業で、医療機関と患者をつなぐプラットフォーム『再生医療ドットコム』を運営しています。また、国際医療患者の受け入れや医療通訳士の手配などを通じて、医療インバウンド事業にも力を入れています。

一方で、武漢大学校友会は武漢大学の同窓生による非営利の社会組織であり、日本との交流と同窓生間の友情を深める活動を行っています。日本湖北総商会は、在日湖北人経営者や華僑の団体が中心となって構成されており、武漢との関係強化を図っています。

桜十字グループの理念


医療・福祉・予防医療に取り組む桜十字グループは、地域社会において全ての人々が幸福になることを目指しています。国内外80以上の医療・介護施設を運営し、地域医療の向上に貢献し続けています。彼らの活動は、医療の質向上だけでなく、支援を受ける側の心のケアにもつながっています。

今後の展望


この医療支援プロジェクトは、医療現場の緊急なニーズに応えるだけでなく、日本と中国の橋渡しとなることが期待されています。支援を受ける側の感謝の念や、日本の医療の質への評価も高まることが見込まれます。新たな医療の形が生まれつつある今、日本と武漢をつなぐこのプロジェクトから目が離せません。

会社情報

会社名
再生医療テクノロジー株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-15-1
電話番号
050-5361-2780

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