NECが推進する「Agentic AI共同研究会」第3期について
NECは、金融機関との協力を通じて「Agentic AI共同研究会」の第3期をスタートしました。この取り組みは、地域や系統の金融機関を含む20以上の参加者が集い、2025年度の第2期の成果を踏まえたものです。2026年7月16日に初回の会議が行われ、この研究会ではAIの価値を最大化し、業務改革の実現に向けた具体的な検討が進められます。
背景と目的
生成AIの進展により、金融機関におけるAI活用の動きが加速しています。これまで業務の一部の効率化に留まっていましたが、現在では業務プロセス全体の革新が期待されています。しかし、正確で迅速なデータ管理、セキュリティの確立、組織全体での活用推進など、多くの課題も浮かび上がっています。
今年度の研究会では、昨年度の活動を受けてAIの価値最大化と業務改革に向けた情報共有が行われます。特に、「AI Readyデータ」をテーマにした新たなワーキンググループが設置され、データの整備や連携、部門横断的な情報の流れを考慮した業務設計の具体化を目指します。
主な活動内容
「Agentic AI共同研究会」では、以下のような主要な活動が計画されています。
1.
ナレッジ共有:研究会参加金融機関間での生成AIの活用状況や事例が共有されます。
2.
情報提供:NECや有識者からの講演や勉強会、最新技術動向に関する情報が提供される予定です。
3.
AI Readyデータの検討:データの整理・連携・活用に関する新設ワーキンググループでは、情報の横断的なつながりを形成し、時代に即したデータ基盤の構築を目指します。
参加金融機関と年間スケジュール
現在、「Agentic AI共同研究会」には、あいち銀行や愛媛銀行、九州フィナンシャルグループなど、合計27の金融機関が参加しています。会の運営はNECが行っており、参加機関同士の連携を通じて知見の共有と議論の深化が図られています。
今後の活動を通じて、NECは金融機関向けにAIを活用した新しい価値の創造と業務改革を推進し続けます。
NECの価値創造モデル
NECは「BluStellar」という価値創造モデルのもと、最新の技術と業種横断の知識を融合させています。このモデルは、社会の諸課題や顧客の経営上の悩みを解決し、未来へと導くことを目指しています。そして、AIの中心技術である「cotomi」により、顧客に対するパートナーとしての役割を果たすことを目指しています。
生成AIの推進を受け、今後もNECは金融業界への貢献を拡充し、顧客の課題解決を進めます。AIの進化とともに、新しい業務の形や価値創造がどのように具現化されていくのか、今後の展開に注目です。