新たなスタートを切るラッフルズホーム
2024年12月17日、徳島県徳島市に本社を持つラッフルズホーム株式会社は、70周年を機に新ブランドアイデンティティを発表するローンチイベントをイオンシネマ徳島で開催しました。このイベントには、同社を支えるパートナー企業の方々も招かれ、今後の展開に期待が高まる特別な機会となりました。
ブランドリニューアルの目的
新たに掲げられたミッションは『四国の未来をデザインする』です。今後、ラッフルズホームは、徳島を始めとする四国全域を舞台に、地域の人々の生活をより豊かにすることを目指します。そのためには、地域とのつながりを大切にし、共に成長していく姿勢を強調しています。
健康湾の設計
イベント後半では、特別ゲストとして近畿大学の岩前篤教授を招き、健康住宅に関するトークセッションが行われました。岩前教授は健康をテーマに、住宅と健康の関係について新たな視点を提供しました。特に、健康な住環境が地域社会に与える影響について詳しく語り、医療費の削減効果など具体的なデータを基に説明しました。
四国特有の気候に惑わされず、どの地域でも快適な住まいが求められること、そして、性能の高い住宅が健康を支える重要な鍵であることを解説しました。既存の「快適」さだけでなく、今後は「健康」な住環境を求めることが新たな住宅業界の流れとなると述べました。
地域創生の手法
トークセッションでは、現在の新築市場の縮小に伴うリノベーションやメンテナンス事業の重要性についても言及がありました。金原社長は、地域密着型の戦略として、地元徳島を基盤に新たな展開を進めていくべきだと力強く述べました。加えて、経済的な観点からも、健康住宅の普及が医療費削減にも繋がることを指摘し、今後の活動に期待を寄せました。
四国を輝かせる未来図
地域の独自性や新しい価値を見いだしながら、人口減少を克服するための取り組みが必要であるとの意見も交わされました。岩前教授は北欧の街づくりの成功例を挙げながら、四国地域も独自性を活かした観光や居住モデルの創出が求められると指摘しました。
さらに金原社長は、地域資源を活かした新しいまちづくりや定期借地権の活用に触れ、持続可能な住環境の実現に向けた取り組みの重要性を強調しました。
新たな挑戦に向けて
ラッフルズホームは、70年の経験を活かし、進化し続ける企業でありたいと考えています。美しいデザインと高い性能を兼ね備えた住宅を提案し、地域と共に成長していくことで、四国の未来をより輝かしいものにしていく所存です。
この新しいブランドミッションがどのように現実となっていくのか、ラッフルズホームの今後の展開に期待が寄せられます。