眼内コンタクトレンズ「アイピーシーエル®(IPCL)」の登場と臨床試験
2026年4月9日から12日まで福岡市で開催される「第130回日本眼科学会総会」は、日本における眼内コンタクトレンズ「アイピーシーエル®(IPCL)」の進展を紹介する重要な場となります。株式会社アットワーキングが共催するこのセミナーでは、IPCLの特徴や臨床試験の結果が公開されます。
セミナー開催の背景
「IPCL」は、視力矯正の新たな手段として多くの医療関係者から注目を集めています。2025年4月に日本での薬事承認を取得したこのレンズは、これまでの課題を解決する新しい選択肢を提供します。セミナーでは、臨床試験に関わった専門医による歴史的な背景や試験結果を詳しく解説します。
セミナーの内容
大会日時と会場
- - 日時:2026年4月11日(土)7:45 ~ 8:45(モーニングセミナー10)
- - 会場:福岡国際会議場 5F「Room 6 (501)」
座長
- - 増田 寛次郎 先生(東京大学 名誉教授)
- - 木下 茂 先生(京都府立医科大学 特任教授)
プログラム内容
本セミナーは、以下の二つの演題から成ります。
1.
演題1:あたらしい眼内コンタクトレンズIPCLの歴史、レンズスペック、臨床試験結果
- 演者:北澤 世志博 先生(アイクリニック東京)
2.
演題2:IPCLを始めるにあたっての心得
- 演者:新見 浩司 先生(新見眼科)
アイピーシーエル®(IPCL)とは
IPCLは、主に視力矯正のための眼内コンタクトレンズの一種で、白内障用眼内レンズやコンタクトレンズによく用いるHEMAをベースにしたアクリルポリマー素材で製造されています。2013年には既に海外での使用が始まっていましたが、日本では、東京大学の増田教授や京都府立医科大学の木下教授の協力により、2021年から2023年にかけて多施設共同治験が行われました。
この試験には、中等度から強度の近視または近視性乱視と診断された109名の患者が参加し、IPCLの有効性および安全性が検証されました。これらの結果を受けて、2025年4月には厚生労働省からの薬事承認が取得され、同年9月に日本国内での販売が始まりました。
株式会社アットワーキングについて
今日、株式会社アットワーキングは、眼科分野をはじめとした医療機器の導入支援やサポートをおこなう企業として、2002年に設立されました。本社は東京都千代田区に位置し、IPCLの販売を2025年9月から開始しました。さらに、医療機関が安心して機器を利用できるよう、メンテナンスやテクニカルサポートの体制も整えています。
お問い合わせ
注意:このセミナーや新しい技術に関するさらなる情報は、第130回日本眼科学会総会で入手できます。視力矯正に関する最新の動向に興味がある方は、是非足を運んでみてください。