厚生労働省がエン・ジャパンと共に8職種を公募
厚生労働省は2024年11月1日から、エン・ジャパン株式会社と協力して「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」をスタートします。このプロジェクトでは、医療や福祉、雇用、年金に関わる8つの職種を一斉に公募し、新たな人材を求めています。
この取り組みの背景には、常に変化する社会状況に対応し、国民生活の向上を図る必要があります。そのため、厚生労働省は専門的な知識を持つ民間出身者の採用を進めており、これまでにもデジタル推進やデザインなどの分野で貴重な人材を集めてきました。
プロジェクトの概要
今回の公募では、部門ごとに特化した「一般職」と、幹部候補として多様な分野で政策立案を担当する「総合職」の募集が行われます。具体的には、雇用政策、健康推進、年金政策、福祉担当、管理部門など各専門分野で20名以上を採用する方針。選考においては一般企業に近い形を取り、応募者の多様な経験を尊重する選考プロセスが用意されています。
厚生労働省の大臣官房人事課長、矢田貝 泰之氏は「国民の豊かな生活を実現するために、様々な経験と視点を持つ人材が必要です」と述べており、応募者には厚生労働行政に強い関心と意欲を持った方々の参加が強く期待されています。
募集要項
募集職種:
- 雇用政策担当
- 雇用均等分野政策担当
- 健康推進担当
- 年金分野政策担当
- 福祉分野政策担当
- 管理部門担当
応募受付期間:
- - 総合職: 2024年11月1日(金)~ 12月2日(月)
- - 一般職: 2024年11月1日(金)~ 11月28日(木)
応募方法は、特設ページ(
こちら)から行うことができます。エン・ジャパンが運営する採用支援サービスは、プレスリリースやWeb広告を通じた告知と、求人サイトでの集客を通じて進められます。
さらに生まれる社会的インパクト
このプロジェクトは、社会的なインパクトの大きな人材採用を目指しているため、国の将来的な政策に深く関与する機会が提供されます。参加者は、様々な公共の課題に対して直接的に影響を及ぼす可能性があり、より良い社会の実現に向けて貢献することが期待されています。
また、プロジェクト経由で入職した方々の活躍を紹介するYouTube番組『Impactors』も配信されており、応募者にとっての利点や魅力をより具体的に感じてもらうための情報を発信しています。
厚生労働省のソーシャルインパクト採用プロジェクトは、未来の日本を築くための重要な取り組みです。興味のある方はぜひ応募を検討してみてはいかがでしょうか。