ダイセルグループが取り組む最先端技術
ダイセルグループのダイセン・メンブレン・システムズは、9月30日から10月2日まで幕張メッセで行われた「第6回 サステナブルマテリアル展」に出展しました。有名なバイオガスプラントの展示など、多くの企業や自治体が関心を寄せる中で、特に2つの革新技術が注目されています。これらは、排水再利用と省エネ技術に焦点を当て、現代社会が直面している環境問題に対処するための重要なソリューションです。
排水再利用の革新「MOLSEP®チューブラー型膜モジュール」
ダイセルのMOLSEP®チューブラー型膜モジュールは、工場や生活から出る排水を効率的に再利用できる技術で、近年多くの企業や自治体が導入を進めています。この膜ろ過技術は、2025年に予定される大阪・関西万博の日本政府館でも採用されることが決まり、業界の注目を集めています。さらに複数の民間施設や自治体においても導入実績が増えており、循環型社会を支える基盤技術として高い評価を得ています。
特に、国際的な舞台でも紹介されることが増えており、今年6月には「WIPO GREEN Technology Forum 2026」においても取り上げられました。これにより、ダイセルは排水処理におけるリーダーシップを示しており、世界的な存在感を確立しています。
省エネ技術「E mizu® Shower System」
一方、もう一つの注目製品である「E mizu® Shower System」は、RO膜を用いた室外機用の散水装置です。このシステムは、エアコンの室外機やチラーに純水を噴霧することで冷却効率を劇的に向上させ、電力やCO₂の削減を同時に実現します。導入コストに対して早期にコスト回収が見込めるため、企業から高い関心を集めています。
国内及びアジアの一部地域において特許を有しているこのシステムは、競争力を大きく高めています。導入実績はすでに350台を超えており、特にデータセンター向けの導入が増加しているのが特徴です。AIやデジタル化の進展に伴い、データセンターの空調需要が増加し、E mizu® Shower Systemはこのニーズに応える形で急速に普及しています。
展示会での反響と今後の展望
サステナブルマテリアル展では、これらの製品が高い注目を集め、多くの関心を寄せられました。ダイセルは、12月に開催される「ENEX(地球環境とエネルギーの調和展)」への出展も決定しており、更なる販路拡大を目指しています。加えて、2日間にわたって行われたウェビナーによって、製品への理解を促進し、商談機会を増やす取り組みも含まれています。
ダイセルグループは、環境問題に取り組む企業としてますますの注目を集め、高い評価を受けています。排水回収と省エネ・脱炭素の重要な課題に向き合う姿勢は、今後のビジネス展開にも明るい未来を予感させます。さらに、気温の上昇やエネルギー問題が続く中で、同社の技術と製品が社会に与える影響は、ますます大きくなるでしょう。
展示会情報
- - 会期: 2026年9月30日(水)〜10月2日(金)
- - 会場: 幕張メッセ(千葉市美浜区)4〜6ホール
- - ブース番号: 28-48
この機会にダイセルグループが描く未来の環境技術をぜひ体感してみてください。