MediOSが循環器内科コンテンツをリリース
Contrea株式会社が提供する患者説明動画サービス『MediOS』は、このたび循環器内科向けにおいて新たなコンテンツを発表しました。心臓カテーテル検査とカテーテルアブレーションに関する詳細な説明動画をリリースすることで、患者さんへの情報提供の質を向上させることを目指しています。
背景と目的
心疾患は、がんに次ぐ日本人の死因第二位であり、医療現場では日常的に対応が求められる疾患です。高齢化の進展とともに循環器疾患患者への説明機会も増えており、MediOSを利用する医療機関では、心臓カテーテル検査やアブレーションに関するコンテンツのニーズが高まっています。これを受けて、説明動画を通じて、医師の負担を軽減し、患者さんの不安や疑問を解消することを目的にしています。
新たにリリースされるこれらの動画は、心臓カテーテル検査の手順や目的について患者に分かりやすく説明するものです。提供開始は2025年8月1日からの予定で、これにより医師は毎回の定型的な説明を行う手間を省くことが可能となり、診療の効率化を図れます。
MediOSの機能と特徴
MediOSは、患者説明を動画で行うことを中心に、入院後のフォローや書類のデジタル化もサポートする4つの機能をワンストップで提供します。これにより、患者とのコミュニケーションがよりスムーズに行えるようになります。
1.
動画説明機能:医師や看護師による検査説明を動画形式にすることで、説明時間を大幅に短縮。平均30分の説明が、15分に短縮されます。
2.
問診票/アナムネ機能:電子カルテへのワンクリック転記が可能になり、手入力の負担を軽減します。
3.
電子同意書:完全ペーパーレスを実現し、スキャンの手間を排除し、患者さんの記入漏れも防ぎます。
4.
メッセージ機能:入院日の案内や休薬・禁煙の連絡をLINEで行えるため、確認業務が削減されます。
今後の展開
この新しい循環器内科向けコンテンツは、心臓カテーテル検査とアブレーションのリリースに留まらず、将来的には経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)や経皮的冠動脈インターベンション(PCI)などのコンテンツも増加する予定です。これにより、医療現場での情報提供がさらに充実し、患者さんの治療理解を深める手助けとなることでしょう。
会社概要
Contrea株式会社は、患者説明動画サービス『MediOS』の企画、開発、運営、販売を行っている企業で、2020年1月に設立されました。本社は東京都新宿区に位置しており、代表取締役は川端一広氏です。詳細は、
公式サイトをご覧ください。
このような取り組みにより、医療現場でのコミュニケーションがよりスムーズになることが期待されています。患者さんにとっても安心できる医療環境が構築されることでしょう。