次世代社会起業家育成
2025-05-28 11:24:44

次世代社会起業家を育成するゼロイチが本格始動!

未来の社会起業家を育てる「ゼロイチ」とは



インパクトスタートアップ協会(ISA)は、2024年度に向けて、経済産業省と日本貿易振興機構(JETRO)が共催する社会起業家育成プログラム「ゼロイチ」と手を組みました。このプログラムは、次世代の社会起業家を育てることを目的としたもので、学生が社会課題を解決する力を身につけることを目指しています。

「ゼロイチ」プログラムの概要



「ゼロイチ」は、社会課題に対して解決の志を持つ学生を対象に、ビジネス開発の支援を行う官民連携プログラムです。参加学生は、ゼロから一歩を踏み出し、社会を良くするための事業を創造することを求められます。近年、特に若年層における社会起業への関心が高まっており、このプログラムは学生の成長を促進するために、国内合宿型プログラムや伴走支援、海外研修など多彩な活動を展開しています。

ISAの取り組みとメンターの存在



2024年度のプログラムには、ISAの正会員企業から2名のメンターが参加しました。「ゼロイチファイナルピッチ2025」では、ISA代表理事の水野雄介氏が特別トークセッションに出席し、社会起業を目指す学生たちにインスピレーションを提供しました。

メンターには、株式会社HQの坂本祥二氏やKAPOK JAPANの深井喜翔氏など、多様な業界から経験豊富な専門家が名を連ねています。彼らはそれぞれ、社会課題に対するビジネスの重要性について強い信念を持ち、参加学生と共に課題に向き合うことを約束しています。

坂本氏のメッセージ



坂本氏は、「社会課題を解決する事業の実現には、知識だけでなく実践が不可欠です」と語り、参加者が現実の試練を通じて成長する機会が「ゼロイチ」にあると確信しています。実際の場での挑戦を通じて、学生たちは真のリーダーシップを学び、社会的企業家としての道を切り開くことが期待されています。

深井氏の想い



また、深井氏は、「社会をより良くする流れを加速させる」ため、このプログラムに参加していることを強調しました。彼の経験からは、社会課題を解決するためには大きなエネルギーと覚悟が必要であり、次世代への知見の還元が重要だという自覚がうかがえます。

ゼロイチファイナルピッチ2025の成果



「ゼロイチ」の集大成となるファイナルピッチでは、学生たちが7カ月間の努力の集大成としてビジネスプランを発表しました。行政やVCの専門家が審査員として参加し、熱心なフィードバックを提供、最優秀者が決定されました。このイベントでは、ISAの代表からの講演も行われ、社会起業に対する期待が一層高まっています。

インパクトスタートアップ協会とは



ISAは、2022年に設立された団体で、社会課題の解決と持続可能な成長を両立させるスタートアップを支援することを目的としています。彼らは、ポジティブなインパクトを与える企業のエコシステムを構築し、社会に貢献するスタートアップが成長できる環境を作り続けています。

今後もISAは、持続的な社会起業家の育成に力を注ぎ、次世代へのメンターシップを強化する予定です。若者たちが力強く社会課題に挑むことで、より良い未来を創造することを願っています。


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会社情報

会社名
インパクトスタートアップ協会
住所
東京都千代田区一番町8 住友不動産一番町ビル 7階
電話番号

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