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旅の記録を漫画で残す「Tabi Comi」登場

和歌山大学観光学部の学生たちが提案した「漫画風景印ノート『Tabi Comi』」が、スローツーリズムを楽しむ新しいパートナーとなります。このノートは、毎日の忙しさから一歩引いて、もっと深くその土地を感じながら旅をすることの楽しさを伝えています。

スローツーリズムとは

スローツーリズムとは、観光地を急ぎ足で巡るのではなく、その地域をじっくりと味わい、経験する旅のスタイルを指します。特に最近では、オーバーツーリズムが問題視される中、このようなゆっくりとした旅のスタイルが注目を集めています。観光地ではなく、地域の魅力を再発見する機会でもあるのです。

「Tabi Comi」の魅力

「Tabi Comi」では、郵便局にて入手できる風景印をコレクションし、その思い出を漫画として描くことができます。各風景印はその土地を象徴する美しいデザインが施されており、それに合わせて旅の出来事や感情を自由に表現することができます。これにより、旅行者はただの観光客ではなく、その地域の一部として思い出深い体験を積むことが可能になるのです。

共同開発の背景

このプロジェクトは大阪書籍印刷株式会社との共同開発により実現しました。学生たちは、旅行記を書くのが面倒だという意見をもとに、漫画として気軽に記録できるスタイルを思いつきました。ユーザーが具体的にどのように楽しむことができるかを広く調査し、記録に対する心理的なハードルを下げる努力をしてきたのです。

地域との連携

さらに、「Tabi Comi」は地域の協力を受けながら開発が進みました。和歌山城や地元の郵便局の協力もあり、彼らはこれを地域の魅力を伝える架け橋として捉えています。また、コンセプトムービーも制作され、さまざまな視点からその魅力を訴求しています。

商品概要と購入情報

「Tabi Comi」の仕様は、B6サイズで100ページの内容があり、風景印記録ページや漫画ページが含まれています。価格は1,290円（税込）で、2024年8月1日から先行販売が実施され、Makuakeで購入することができます。

まとめ

「Tabi Comi」はただの記録帳以上の存在です。スローで深い旅を促進し、地域の魅力を再確認できるツールとして、多くの人々に愛されることを期待しています。このノートを手に取り、自分だけの旅の物語を描いてみませんか？

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