マクニカが「Taneva」を立ち上げ
株式会社マクニカは、企業のセキュリティ担当者を対象とした新たなコミュニティ「Taneva(タネバ)」を設立することを発表しました。このコミュニティは、セキュリティに関する実践的な知識と課題解決のための交流の場を提供し、企業のデジタル化が進む中でのセキュリティ担当者の役割をサポートします。
「Taneva」設立の背景
デジタル化が著しい昨今、企業のセキュリティ担当者の任務は増大し続けています。個人情報保護やクラウドセキュリティ、AIセキュリティなど、多様化する課題に対応するためには最新の専門知識が必要ですが、セキュリティ人材は十分ではありません。このような状況では、現場の担当者が孤立しがちで、知識交換の場も限られています。
そのため、特定の製品に縛られず、業界全体でセキュリティの知恵を共有し、オープンに議論できる場の必要性が高まっています。これが「Taneva」を設立する理由です。
「Taneva」の目的
「Taneva」は、テクノロジーに関連する専門家が集まり、サイバーセキュリティを中心にリアルな知識や経験を交換することで、各自の成長を図ることを目的としています。具体的な特徴は以下の通りです。
1. 現場の課題にフォーカス
セキュリティ担当者が直面する具体的な状況や課題に向き合い、優先順位付けや社内へのセキュリティ意識の浸透、モチベーションの維持など、実践的な問題解決に向けてアプローチします。
2. 異なる立場のオープンな対話
異業種の参加者が一堂に会することで、経営層と現場担当者の間にある認識のギャップを埋め、新しい解決策をともに見出す場を提供します。
3. 業界のプロとの直接交流
セキュリティ分野の第一線で活躍する専門家やマクニカの研究センターの専門家と交流することで、実務に活かせる知見や最新トレンドを直接得ることができます。
「Taneva」の構成
「Taneva」は以下のように構成されています:
1.
オープンコミュニティ
セキュリティ従事者なら誰でも参加できるコミュニティです。
2.
地域別コミュニティ
マクニカのユーザーを対象とし、地域ごとの交流を促進します(例:東京、関西、東海)。
3.
製品別コミュニティ
各製品に特化した情報交換の場を提供します。
これらのコミュニティでは、リアルなイベントやオンラインプラットフォームを利用して、知識の共有を行います。参加者同士が自由に意見を交換し、最新の情報を共有できる環境を整えています。
今後の展望
マクニカは「Taneva」を通じて、セキュリティ担当者の孤立を解消し、企業のセキュリティレベルの向上に努める意向です。さらに、デジタル化が進む中で新たなセキュリティ課題の解決を模索し、将来的にはデータ活用やAIに関わるテーマにも広げていく予定です。これにより、人と人、またテクノロジーとの繋がりを強化し、新しい価値の創出を目指します。
【Tanevaの詳細情報】
こちらからご覧ください
Meetupイベントのお知らせ
公式イベントとして「Taneva Meetup Vol.1」を2025年11月12日に開催します。このイベントでは、現場と経営層が一緒になって企業のセキュリティ課題に取り組むためのオープンなディスカッションが行われます。
- - 日時:2025年11月12日(水)17:00〜20:00
- - 会場:渋谷ソラスタコンファレンス
- - 対象:自社のサイバーセキュリティに関わる方
- - 定員:100名
- - 参加費:1,000円(事前登録制)
- - テーマ:「企業変革を支えるセキュリティへの挑み方」
プログラム
1. パネルディスカッション「現場とトップの融合」
2. パネルディスカッション「メディアをうのみにしない情報収集のやり方」
3. 懇親会
詳細は
こちらからお申し込みください
お問い合わせ
「Taneva」に関するお問い合わせは、以下のメールにて承ります。
株式会社マクニカ Taneva担当
[email protected]
このニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものであり、予告なく変更される可能性があります。
株式会社マクニカは、半導体やサイバーセキュリティに注力し、最新のテクノロジーを提供するカンパニーです。詳細は
マクニカの公式サイトをご覧ください。