大阪で体感するテクスチャーアートの魅力「いろどり」個展のご案内

アートホテル大阪ベイタワーで織り成す色彩の宴

2025年4月1日から6月29日まで、大阪市港区に位置するアートホテル大阪ベイタワー内のSARAS ART GALLERYにて、ミクスドメディア作家のErina.T氏による個展「いろどり」が開催される。アートを通じて、人々との共鳴をテーマにした本企画は、見る者を魅了する立体的な作品群を展示することを目的としている。

展示の中心にある「いろどり」

Erina.T氏は、幼少期から自然の美しさに触れる中で、多くのヒントを得たアーティストである。自身の記憶に根差した様々な出来事を、豊かな色彩と質感で表現する作品を展開。テクスチャーアートの手法を駆使し、実際に立体の質感を手で触れることができる作品を一部用意し、訪れる人々に新たな感覚体験を提供する。

テクスチャーアートの魅力

テクスチャーアートとは、感触や質感を重視したアートスタイルである。粘性のある素材を使用し、色や形を変化させることで独自の質感を生み出す。そのため、視覚だけでなく、触覚でも楽しむことができるアート体験となっている。Erina.T氏の作品は、自然や草花をテーマとし、彼女自身の記憶をもとに感情、色彩、形が組み合わさっている。

展示内容の詳細

「いろどり」では、作品を通じたメッセージが込められている。記憶は挫折や喜びを伴い、時として曖昧さを帯びる。この微妙な感情の変化を、色彩と質感で表現することで、見る者に感情の呼び覚ましを実現。展示される作品は、アクリル絵の具に盛り上げ材を混ぜて製作されており、それにより自然の美しさが一層引き立てられている。