SALESCOREとパーソルビジネスプロセスデザインの協業
SALESCORE株式会社は、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社と協業し、データを駆使した営業組織の変革を目指す新サービスを提供開始することを発表しました。この新サービスは、3月10日から利用できる「データ駆動型の営業組織変革サービス」です。
企業背景とサービスの概要
SALESCOREは、営業組織の特性が高い成果を維持する「組織文化」にあると結論づけ、その文化を向上させる仕組みを開発してきました。現時点までに、彼らはセールスイネーブルメントのコンサルティングおよびSaaS『SALESCORE』を提供しています。
一方、パーソルビジネスプロセスデザインは、豊富な経験と専門知識を活かし、600名のスペシャリストが企業の課題を見極め、業務プロセスの見直しや最適なツールを導入する支援を行っています。この協業により、両社は営業データの解析や活用が不十分な企業に向けて、効果的なソリューションを提供します。
どのようなサービスを提供するのか
提供されるサービスは、営業組織におけるコンサルティングから始まり、SALESCOREの各種プロダクトの導入・運用支援までを含んでいます。具体的には、データを基にしたハイパフォーマーの分析や知識の定着化、業務設計といった多岐にわたるサポートを通じて、営業戦略を実践し、売上の向上を図ります。これにより、データを中核とした営業活動が実現され、営業組織における効果的なアクションが可能となります。
パーソルビジネスプロセスデザインの強み
パーソルビジネスプロセスデザインは、20年以上の実績を持ち、1600社以上の業務改善に貢献しています。同社の営業専門家は、商談における「勝ち筋」を科学的に分析し、営業活動を効率化する手法を提供しています。これにより、企業は営業活動の成果を最大限引き出すことが可能となります。
SALESCOREの特性
SALESCOREは、営業活動の可視化や工数削減を実現する複数のツールを展開しています。特に「SFA Success Tracker」や「SALESCORE SYNC」といった製品は、データの収集と活用のしやすさを重視しています。また、営業組織のメンバーが誰でも再現性高く成果を上げられるようサポートします。
インタビューから見る両社の意気込み
パーソルビジネスプロセスデザインの泉氏は、今回の協業に対して非常に期待を寄せています。データをもとにした営業戦略の確立を推進し、顧客の課題解決に貢献する意義を強調しました。
一方、SALESCOREの松本氏は、この協業が両社の持つ強みを組み合わせ、営業変革を加速させる可能性を秘めていると述べています。業界の変動に迅速に対応するために、両社の技術をフル活用していくとしています。
まとめ
このように、SALESCOREとパーソルビジネスプロセスデザインの協業は、営業組織のデータ駆動型の変革を目指し、多様な課題に応える新たなサービスを提供することになります。今後の進展に注目が集まります。