ノーコードで現場帳票データを自動集約する『i-Repo Link』
株式会社シムトップスが提供する現場帳票システム「i-Reporter」の最新機能「i-Repo Link」が、サイボウズ社のグループウェア「kintone」の公式連携サービスとして新たに採用されました。これにより、プログラミングの知識がないユーザーでも、現場で収集したデータをスムーズにkintoneへと集約できるようになります。今回はこの新機能がもたらすメリットと、現場のデジタル化に対する影響について詳しく解説します。
i-Repo Linkの機能とメリット
「i-Repo Link」は、現場帳票に記録されたデータ、つまり実績や画像、PDFファイルなどを自動的に「kintone」へ集約する機能を提供します。これにより、手作業でのデータ転記や整理にかかっていた時間を大幅に削減できることが期待されます。また、kintone内の各種データをi-Reporterの帳票へ展開することも可能になり、業務の効率化が図れます。
なぜ「i-Repo Link」が重要なのか?
製造業や建設業、インフラ関係などの現場では、長年「紙」や「Excel」を用いた帳票の利用が続いてきました。しかし、これらのデータが業務システムにシームレスに移行できないことが、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進める上での大きな課題となっていました。そこで、「i-Repo Link」が登場しました。これにより、現場で収集したデータをノーコードでkintoneと連携させることができるため、現場主導の運用が可能になるのです。
具体的な運用イメージ
「i-Repo Link」を利用すれば、例えば製造実績や点検記録、品質検査データなど、現場で必要な帳票がi-Reporterによって電子化され、手間なくkintoneへと集約されます。このプロセスによって紙の山や転記ミス、データ分析の遅れから解放され、業務の効率性が向上します。
さらに、kintone内のデータもi-Reporterの帳票へ自動的に展開されるため、現場での入力ミスの削減が期待され、正確な記録が可能になります。
コストと利用条件
「i-Repo Link」は、オンプレミス版とクラウド版の2つの形態で提供されており、利用コストは以下の通りです。
- - オンプレミス版:150,000円(保守費15%)
- - クラウド版:5,000円/月
また、i-Reporterの外部連携APIセットに含まれているため、一般的なシステム化にも優れた適応力を示します。
まとめ
今後、株式会社シムトップスは、i-Reporterとkintoneの連携によって現場DXの新たな可能性を提供し、より多くの企業がデジタル化を進められるようサポートしていく方針です。これにより、現場での業務効率の大幅な向上が期待されています。興味がある方は、ぜひこちらの
公式ページを訪れてみてください。