睡眠教育と技術の融合
2024-10-25 23:32:10

NTT東日本とさとえ学園小学校が取り組む睡眠とテクノロジーの教育プロジェクト

睡眠教育の新しい展開



近年、子どもたちの健やかな成長を促進するため、教育分野において新たな試みとして「睡眠×テクノロジー」というテーマが注目されています。特に、NTT東日本グループおよびさとえ学園小学校による睡眠教育の取り組みは、その先駆けとして多くの期待が寄せられています。

背景と目的



このプロジェクトは、昨年度に実施された「スリープテックプロジェクト」が基盤となっています。このプロジェクトでは、児童の睡眠時間の増加に加え、「朝すっきり起きられるようになった」や「授業に集中できるようになった」といった具体的な効果が見られました。この成果は保護者からも好評を得ており、探究学習としてデータを活用した睡眠改善への関心が高まっています。

これを受けて、睡眠教育の普及を目指し、他の学年や教育機関、自治体にも展開できるモデル化授業の設計に着手しました。この授業は、文部科学省や経済産業省が推進するSTEAM教育とも連動し、企業とのコラボレーションによる特別授業も計画しています。

取り組みの詳細



この授業は、2024年10月25日から2025年2月末までの期間にわたって、さとえ学園小学校の4年生76名を対象に週2回、合計26回の授業を実施します。授業は、正しい睡眠知識を学ぶための動画コンテンツや指導計画を設計し、教師が誰でも授業を行えるように配慮されています。

特別授業では、睡眠関連企業の協力を得て、その製品開発の背景やストーリーを学び、良い睡眠に繋がるポイントについても理解を深めます。デザイン思考を取り入れ、「他者のために貢献できる製品を考え形にする」という観点から、企業へのプレゼンテーションを行う実践的な学びも推進していきます。

授業の流れや各者の役割



授業の流れに関しては、各回の授業内容が明確に設定され、NTT東日本埼玉支店が教材制作や授業進行のサポートを担い、さとえ学園小学校が実施に当たります。また、仮想コミュニティ「ZAKONE」に加盟する企業も特別授業を実施し、子どもたちの創造力を喚起します。

今後の展望



今後、この取り組みを通じて得られる知見をもとに、他教育機関や自治体へ「睡眠×テクノロジー」教育の展開を図る予定です。これにより、より多くの子どもたちが健やかに成長できる環境づくりを目指します。

このプロジェクトは、子どもたちの未来を支えるための重要なステップとして注目されています。健全な睡眠は、学びや成長の基本です。この新しい試みが、教育界における睡眠教育の重要性を再確認させるきっかけとなることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
東日本電信電話株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3-19-2
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。