『もしもFES大阪2024』が初開催
2024年10月26日と27日の2日間、大阪駅前のグランフロント大阪うめきた広場で、楽しく防災を学ぶイベント『もしもFES大阪2024』が開催されます。このイベントは、こくみん共済 coop〈全労済〉と朝日放送グループホールディングスが共同で主催し、大阪府と大阪市が後援しています。
一般社団法人渋谷未来デザインが展開する「もしもプロジェクト」の一環として実施されるこのイベントは、大阪で初めての試み。2022年に渋谷で行われた『もしもFES渋谷2022』や、名古屋での『もしもFES名古屋2023』に続く防災イベントとして、大きな注目を集めています。
防災の重要性と参加型コンテンツ
南海トラフ地震を想定したさまざまなプログラムが用意されており、来場者は楽しみながら防災の知識を深めることができます。例えば、「煙体験ハウス」では実際に煙を避ける動きを体験し、「履物避難体験」では新聞紙スリッパを用いて、ガラスや物の破片から足を守る方法を学びます。また、「災害VR」では、地震や火災、土石流を仮想で体験することで、リアルな防災シナリオを体感できます。
特に注目されるのは、ステージイベントです。朝日放送が提供する人気番組を通じて、楽しみながら「防災・減災」の重要性を学びます。立ち寄った家族や友人と一緒に、気軽に参加できる内容が盛りだくさんです。
「もしも」を想定した備えへの意識
2024年8月8日には南海トラフ地震に関する臨時情報が発表され、日本全体で防災意識を高める必要性が迫っています。阪神・淡路大震災から30年にあたる2025年1月17日を前に、本イベントを通じて来場者に災害に対するシミュレーションと、備えの必要性を実感してもらうことを目指しています。
「もしも」とは「いつか」必ずやってくるものです。私たちは、地震が起こった場合にどのように行動するかを学び、しっかりと備えることで未来を変えていけるはずです。このイベントをきっかけに、少しでも多くの人が防災について真剣に考えるきっかけになれば嬉しいです。
自分と家族を守るために
『もしもFES大阪2024』は、日常生活の中でどうしても意識しきれない防災活動を楽しく学べる場です。自分自身や家族を守るために、そして市民全体の安全を確保するために、ぜひ参加して新しい知識を身につけてください。このイベントが、皆さんが「もしも」に備えるための一歩となることを願っています。
参加方法や最新情報は、公式サイトをチェックしてください。入場は無料です。共に楽しく、未来に備えましょう!