福岡デジタルEXPO
2022-11-29 10:00:01
福岡で40社集結!デジタル化推進イベントが開催されました
福岡で40社のIT企業が集結!デジタル化推進イベントが開催
2022年12月15日と16日、福岡市で「FUKUSHO DIGITAL EXPO 2022second」が開催され、40社以上のIT企業が参加しました。このイベントは、福岡商工会議所が主催し、中小企業のデジタル化推進を支援することを目的としています。
イベント内容:多様なニーズに対応した充実のプログラム
イベントでは、デジタル化やDXに関するセミナー、最新のデジタルツールやサービスの展示会、VR体験会、専門家による個別相談会など、多様なプログラムが用意されました。中小企業が抱えるデジタル化に関する課題解決に焦点を当て、参加者はそれぞれのニーズに合った情報を収集し、専門家からのアドバイスを受けることができました。
特に注目を集めたのは、インボイス制度に関するセミナーです。2023年10月からのインボイス制度施行を控え、多くの企業が対応に追われています。セミナーでは、制度の概要説明や、バックオフィス業務の効率化、デジタル化によるスムーズな導入方法などが解説され、参加者からは多くの質問が寄せられました。
その他にも、XR/メタバース技術の活用事例や、クラウド技術を用いた組織改革の成功事例などが紹介され、参加企業は今後のビジネス展開における新たな可能性を模索する機会となりました。Google Cloudの戦略や最新ビジネス事例を紹介するセミナーも開催され、Google Cloud製品を活用したDX推進のヒントが提供されました。
中小企業を取り巻く現状:デジタル化の遅れと人材不足
イベント開催の背景には、中小企業が抱える深刻なデジタル化の遅れと人材不足があります。福岡商工会議所のアンケート調査によると、約8割の企業でIT担当者が不在であり、IT導入の際には既存の取引先に頼っている企業が約7割に上ることが明らかになっています。
インボイス制度の導入も迫っており、デジタル化への対応は喫緊の課題となっています。このイベントは、そうした課題解決に向けた取り組みの一環として開催されました。
参加企業の反応:活気ある交流の場
イベントには、多くの企業関係者が参加し、活気ある交流の場となりました。セミナーや展示会を通して、最新の技術やサービスに関する情報交換が行われ、企業間の連携強化にも繋がりました。参加者からは、「具体的な解決策を得ることができた」「他社の取り組みを知る良い機会になった」など、高い評価を得ています。
まとめ:デジタル化推進の更なる支援へ
「FUKUSHO DIGITAL EXPO 2022second」は、中小企業のデジタル化を促進するための重要なイベントとなりました。福岡商工会議所は、今後もデジタル化支援を継続し、地域経済の活性化に貢献していく方針です。今回のイベントで得られた知見を活かし、更なるデジタル化推進に向けた支援を強化していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
福岡商工会議所
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前2-9-28
- 電話番号
-
092-441-1110