高校内居場所カフェシンポジウム開催！地域の支援を考える

高校内居場所カフェシンポジウムのご案内

近年、若者のメンタルヘルスや居場所の重要性が高まる中、「高校内居場所カフェ」という新しい取り組みが注目されています。このカフェは、生徒が自由に訪れ、安心して過ごすことができる空間を提供するものです。2017年からスタートしたこの活動は、初めては2校で行われていましたが、現在では7校にまで拡大しています。これにより、困難を抱える生徒たちへの支援が強化され、学校生活をより充実させることが期待されています。

このたび、仙台市で「高校内居場所カフェシンポジウム」が開催されることになりました。このイベントでは、NPO法人パノラマの理事長である石井正宏氏を講師として迎え、高校内居場所カフェを成功へと導くための協力体制についてお話しいただきます。また、宮城県の教育課や現地の教員らが参加し、パネルディスカッションを実施。これにより、高校内に居場所カフェが確立されるための計画や課題について議論します。

シンポジウムの詳細

- 日時：令和6年12月9日（月）13:30〜17:00
- 会場：仙台市市民活動サポートセンター市民活動シアター
- 参加費：無料
- 対象：高等学校等の教育関係者、若者支援に関わる方など

プログラム内容

1. 実践報告
県内の7校で実施されている高校内居場所カフェの実績についての報告。
2. 講演
「学校が民間支援団体のフィールドになることの意味とその価値」
講師：石井正宏氏（NPO法人パノラマ理事長）
3. パネルディスカッション
テーマ：「高校内に『居場所カフェ』をつくる～高校とNPOの協働の新展開可能性と課題」
パネリスト：滝井隆太氏（宮城県教育庁高校教育課）、遠藤則靖氏（涌谷高等学校）など

このシンポジウムは、高校生たちが安心して居られる場所を作るための重要な一歩です。地域や学校、教育関係者が連携してこの取り組みを進めることが、未来の若者の支援につながっていくでしょう。また、参加いただく皆様には、実際の現場の声や課題について知る貴重な機会となります。