型式規格の発行
2026年1月15日、日本規格協会(JSA)は、電気・電子製品やその部品に適用される環境試験に関する国際規格の最新版を邦訳で発行しました。この新しい規格群には、特にIEC 60068-2-30およびIEC 60068-2-78の2つが含まれています。
IEC 60068-2-30 Ed. 4.0:2025 (b)
この規格は環境試験の第2-30部に該当し、具体的には湿度と温度のサイクルテストに関する手法を定めています。試験は12時間の湿気と12時間の乾燥サイクルから成り、電子部品や機器が高温・高湿環境下での適正を評価するためのものです。特に、製品の表面における結露の範囲で、温度変化が引き起こす影響を測定します。
この規格の重要性
このタイプの試験は、特に温度変化によるダメージが懸念される製品にとって非常に重要です。今後、この規格に適合することが求められ、より厳しい環境条件での製品の品質保証に寄与すると期待されています。
IEC 60068-2-78 Ed. 3.0:2025 (b)
続いて、IEC 60068-2-78 Ed. 3.0は、定常状態での高温高湿試験に関する新しい国際規格です。この規格は、2012年以降、久しぶりの改訂となり、多くの技術者にとって新しい指針となることでしょう。これにより、電気・電子製品が持つ特定の条件での耐久性を確認する手順が明確化され、より高い品質を求める業界のニーズに応えています。
Redline版の意義
さらに、IEC 60068-2-78のRedline版も同時に発行されており、これは変更点を視覚的に表示することによって、改訂内容を一目で把握可能にしています。これは新規制への適応を求められる企業にとって大きな助けとなるでしょう。
まとめ
この新しいシリーズの発行は、日本国内外の電気・電子製品業界における環境試験の基準を引き上げる重要なステップです。これにより、企業はお客様に対しより信頼性の高い製品を提供できるようになります。日本規格協会は、JIS、ISO、IECに基づいた標準化の推進に貢献し続けていきます。この新規格の導入により、試験方法のさらに深い理解と実施が促進されることでしょう。
詳細に関わる情報や購入方法については、日本規格協会の公式ウェブサイトを訪れてご確認ください。