第40回織田作之助賞最終候補作品決定!注目の5作品が発表
第40回織田作之助賞の最終候補作品が発表され、文学ファンが注目する5作品が選出されました。
選考対象となったのは、令和4年10月1日から令和5年9月30日までの1年間に初版が刊行された新鋭・気鋭の作家の小説です。
実行委員会は、作家、評論家、ジャーナリスト、文芸関係者などから推薦された作品の中から、最終候補として以下の5作品を選出しました。
石田夏穂「ケチる貴方(あなた)」(講談社)
上田岳弘「最愛の」(集英社)
木村紅美「夜のだれかの岸辺」(講談社)
乗代雄介「それは誠」(文藝春秋)
* 宮内悠介「ラウリ・クースクを探して」(朝日新聞出版)
受賞作品は、令和5年12月21日(木曜日)に開催される最終選考会で決定されます。
最終選考会では、選考委員による審査が行われ、その結果に基づいて受賞作品が決定されます。受賞作品は、同日午後5時30分から毎日文化センターで記者会見にて発表されます。
今回の候補作品は、現代社会における人間関係、家族、恋愛、そして人生の意味など、さまざまなテーマを扱った作品が揃っています。どの作品が受賞するのか、今後の発表を楽しみに待ちたいところです。