近畿日本鉄道と竹内街道・横大路活性化実行委員会が共催する「電車de 竹内街道・横大路マルシェ」が、2025年2月の8日と9日に大阪阿部野橋駅で開催されることが決定しました。このマルシェは、地元の事業者が生産した特産品や新鮮な食材を、特別に用意されたマルシェ専用の電車内で販売し、地域の魅力を広く発信するイベントです。
今年で2回目となるこの試みは、多くの来場者に期待されています。竹内街道・横大路(大道)は、大阪府と奈良県を東西に結ぶ古代の官道であり、その歴史的背景からも注目を集めています。特にこの道は、「日本書紀」の推古天皇21年において「難波より京に至る大道」として記され、日本最古の官道として2017年には日本遺産にも登録されました。
実施場所は、大阪阿部野橋駅の4番線ホームに留置された電車内となり、販売時間は両日ともに11時から15時です。入場は無料ですが、乗車券を持たない方のために西改札口前で入場証が配布される予定です。イベントに参加する事業者は、竹内街道・横大路の沿道に位置する10の市町村から集まり、さまざまな商品が並ぶ見込みです。具体的には、大阪市、堺市や、橿原市などが参加し、その土地の魅力を直接体験できる絶好の機会となるでしょう。
また、奈良・大阪のご当地キャラや近鉄の公式キャラクターも応援に駆けつけるため、親子連れや観光客にとっても楽しいイベントになること間違いありません。このマルシェは、ただの物販を超え、地域の文化や歴史に触れ、自らの足でその魅力を体感できる貴重な場となるのです。
地域活性化を目的としたこのイベントは、実行委員会と近鉄の連携のもと、さらなる関係人口の創出につながることが期待されています。竹内街道や横大路の美味しい特産品を手に入れるだけでなく、地域の文化や魅力を再発見するための良い機会です。
ぜひ、2025年の初春に、電車の中で地域の魅力を感じながら、特産品を手に入れる楽しいひとときを体験してみてはいかがでしょうか。次回の開催内容も楽しみに、皆さまの参加をお待ちしております。