新刊『新版はじめてのフィリピン語』の魅力
8月19日に、有限会社明日香出版社から新しいフィリピン語のテキスト『新版はじめてのフィリピン語』がリリースされました。この書籍は、初めてフィリピン語に触れる学習者に向けた内容で、基礎からしっかりと学ぶことが可能です。
本書の特徴として、まずは「フィリピン語の文字と発音」に焦点を当て、言語に対する理解を深めます。具体的には、正しい発音や文字の読み方を学ぶことで、言葉に対する自信をつけることができます。初心者がつまずきがちな基礎部分を丁寧に解説し、スムーズに次のステップへ進むことができるように工夫されています。
続いて、日常生活や旅行に役立つ会話フレーズが充実しています。例えば、買い物やレストランでの会話、道を聞く際の表現が例示されており、シチュエーション別にまとめられています。さらには、各フレーズにはカタカナ読みが付されているため、発音が苦手という方でも安心して使えるのが特徴です。
さらに、本書では在日フィリピン人とのコミュニケーションに役立つ表現集も用意されています。日本に住む多くのフィリピン人との交流を考えると、非常に実用的な内容と言えるでしょう。特に、日本の行政機関や学校などで有用な言い回しは、文化の架け橋となる大切なスキルです。
基本文法についてはわかりやすく説明されており、特に重要なポイントが抑えられています。加えて、生活の場面で使われる単語は約900語が集められ、さらにジャンルごとに整理されているため、単語を効率よく学ぶことができます。
音声ダウンロード機能も搭載されており、学習に際して聴覚的なサポートを受けることができるのもポイントです。この機能を活用することで、まずは「聞く」ことから始め、慣れることで会話のリズムを掴むことができるでしょう。
著者と出版社の紹介
本書の著者は、フィリピン語を専攻した並木香奈美氏。彼女は東京外国語大学を卒業後、国立フィリピン大学大学院で文化人類学を学び、続いてシンガポール国立大学大学院で修士号と博士号を取得しました。専門はフィリピンの言語及び文化で、特に民族舞踊にも精通しています。そのため、単なる言葉の学習にとどまらず、文化面からもフィリピンを理解できる内容となっています。
明日香出版社は、1994年に設立され、40ヵ国以上の言語教育を手がける実績ある企業です。短期間で使える外国語を学ぶための独自メソッドを採用しているのみならず、企業向けの講師派遣や通訳、翻訳なども手がけており、幅広い語学教育に携わってきました。
『新版はじめてのフィリピン語』は、ENTRY POINTとして言語を学ぶ楽しさを実感できる書籍です。これまでフィリピン語に縁のなかった方々も、これを機にフィリピン語の世界へ踏み出し、素晴らしいコミュニケーションの架け橋を築いていく名書となることでしょう。
詳細は
こちらのリンクからご覧いただけます。この機会に、新しい言語を学んでみませんか?