日本における外国人母子の安心な出産・子育てを考えるシンポジウム
2025年11月22日、シェア主催のシンポジウムがオンラインで開催されます。このイベントは、「日本に住むすべての人が安心・安全に出産・子育てできる社会を目指す」という大きなテーマのもと、特に外国人母子に焦点を当てたものです。シェアは、1991年から日本に住む外国人の健康支援活動を行っており、2016年からは外国人母子向けの支援も展開しています。2024年からは、新たにアドボカシー活動にも注力することを発表しています。
シンポジウムの意義
このシンポジウムでは、公的な医療通訳体制の必要性について議論が行われます。シェアは、これまでの活動を通じて自治体や保健医療福祉に携わる人々、外国人コミュニティの方々、医療通訳者たちから得た知見を基に、提言文を作成しました。この提言文は、すべての人々が安心して出産し、子育てできる環境づくりに貢献すべくまとめられています。
多様な視点からの意見交換
シンポジウムでは、以下のようなスピーカーとモデレーターが参加します。また、それぞれの専門性を生かして、多様な視点からの議論が展開されることが期待されます。
- - 山本 民子:東京都江東区城東保健相談所 保健師
- - 森田 直美:全国医療通訳者協会 代表理事
- - 前村 和沙:シェア インターン・獨協大学4年生
- - 山本 裕子:シェア在日外国人支援事業担当(保健師・看護師)
モデレーターには、以下の専門家が関わります。
- - 沢田 貴志:シェア理事・港町診療所 所長
- - 廣野 富美子:シェア専門委員・アジア福祉教育財団 社会福祉士
シンポジウムの詳細
- - 日時:2025年11月22日(土)14:30~16:30(14:15入室許可開始)
- - 会場:オンライン(ウェビナー利用)
- - 参加費:無料
参加希望者は、事前に申し込みが必要で、締切は2025年11月19日(水)12:00です。参加者には、開催日の約1週間前にウェビナー情報が送られますが、シェアからではなくZoomからのメールが届くため、注意が必要です。詳しい情報や申し込み方法については、以下の連絡先までお問い合わせください。
このシンポジウムは、今後ますます重要性を増すテーマについて議論を深める貴重な機会です。多くの方のご参加をお待ちしています。