「tent /転人」- 新しい関係人口の可能性を拓く
新型コロナウイルスの影響を受けて、東京都の転入者数は2020年から2021年にかけて大きく減少しましたが、2022年には再び転入者が増加しました。これにより、東京に人が集中する傾向が続いています。地方移住を志す人々が増えた一方で、「定住人口」に固執していては持続可能な地域分散は難しいことが浮き彫りになってきました。したがって、地域と多様な形で関わる「関係人口」を増やすことが重要となるのです。
新たな関係人口の概念
関係人口の拡大には、地域との接点を多様化させることが必要です。具体的には、二拠点生活やワーケーション、アドレスホッピングといったライフスタイルを通じて、地域に絡む新しい形の生活を提案しています。これを実現するためのツールが、「tent /転人」というメンターマッチングサービスです。
メンターマッチングサービス「tent /転人」
このサービスは、地域との関わり方を多様化し、新しい移住体験を提供することを目的としています。具体的な施策として、以下の3つのアプローチを採用しています。
1.
関係人口データベースの構築
さまざまな関わり方を持つ人々のデータを集め、地域横断型の暮らしを実践している「転人」を可視化します。
2.
CtoCプラットフォームの設立
リアルな経験に基づく情報の共有を促進し、個人同士のつながりを強化します。
3.
移動多様性の収益化
地域とつながることで新たな収入源を得る仕組みを構築し、持続可能な生活を支援します。
「転人」と「ゲスト」の役割
サービスでは、地域を越えて生活する「転人」を介して、移住や二拠点生活に興味を持つ「ゲスト」がその経験を聞いたり相談したりできるプラットフォームを提供しています。資産形成に向けた活動として、転人が持つリアルな経験をコンテンツにし、双方にとって有益な情報交換を促します。
主な機能
世界地図を使って、気になる地域で活動する転人を検索可能。
移住やワーケーションのテーマに関連する転人を見つけ、経験談をシェアしてもらう機会を提供。
ビデオ通話で直接話し、本音の情報を気軽に聞くことができます。
転人の登録者募集中
2023年1月下旬からティザーサイトを公開し、多くの転人が登録リクエストを寄せています。移住や二拠点生活、ワーケーション等の経験者の方々の登録を、引き続きお待ちしています。
会社情報
このサービスを運営するのは、東京都豊島区に本社を置く株式会社バイツです。代表の鈴木英嗣氏は豊富な旅行経験を持ち、その知識を活かしたメンターマッチングサービスを開発しました。私たちのビジョンとサービスが、多様な地域との関わり方に新たな光をもたらすことを期待しています。