帳票開発ツール「風神レポート」が進化!新機能「ルックアップEX」の魅力とは
2024年4月3日、岡山県倉敷市に本社を構える株式会社アイ・コンは、帳票開発ツール「風神レポート」に新たに「ルックアップEX」の機能拡張を発表しました。この新機能は、働き方のデジタル化が進む中での帳票業務の効率化を支援するために設計されています。新機能のリリース日である2024年4月11日を前に、その特徴と利点についてご紹介します。
1. 業務の課題を解決する「ルックアップEX」
帳票業務は、定型的なものと非定型的なものに分類されます。定型帳票には見積書や請求書があり、非定型帳票には交通費請求一覧や出荷予定表などがあります。これら帳票の作成には、しばしばExcelが利用されますが、効率的に運用するには課題が多いのが現実です。
特に、現場の担当者が変更を加えられる柔軟性と、既存のExcelテンプレートを活かせる環境が求められています。ここで「ルックアップEX」が登場し、これらのニーズに応えることで、業務の自動化と効率化を実現します。
2. 「ルックアップEX」の主要機能
PDF出力機能
新しいルックアップEXには、PDFファイルとして帳票を出力する機能が搭載されています。これは、今後の電子帳簿保存法やインボイス対応に特に役立つ機能です。設定を行うことで、ユーザーが負担に感じることなく、指定のフォルダーに必要な帳票を保存できます。
既存Excelテンプレートの利用
これまでのExcelテンプレートも活用できる機能が追加されており、ルックアップEXでは風神レポートで作成した帳票と既存のExcelテンプレートを一元管理することが可能です。これにより、担当者の管理が大幅に簡素化されます。特に、砂漠の中で管理に手間取っていた担当者にとっては、非常に有利な設計となっています。
非定型帳票への対応
クラウドサービス「まほうの帳票csvラポ」との連携により、非定型帳票への対応も強化されました。リスト形式のCSVファイルを投入するだけで、自動的にレイアウトを作成し、必要なデータを出力できます。この機能は、担当者ごとのニーズに応じた帳票作成を容易にするため、業務を大きく効率化します。
3. 「風神レポート」の実績
「風神レポート」は、22年の歴史を持つ帳票開発ツールで、これまでに累計6100ライセンスが販売されています。本ツールは、極力プログラムを作り込むことなく、シンプルなCSVデータから多様な帳票を出力することが可能です。従来の業務フローを変える力を秘めたこのツールは、現場の担当者が自ら帳票を操作できる環境を提供し、業務のスピードを加速させます。
4. 会社概要
株式会社アイ・コンは、帳票ツールやサービスを通じて、データを情報化しやすくし、現場の業務をサポートしている企業です。今後も、変化する業務環境に対応しながら、ユーザーにとっての利便性を重視したサービスを展開していくことでしょう。
【製品概要】
- - 商品名: 風神ルックアップEX
- - 価格: 100,000円/10ユーザー(税別)
- - 年間保守: 32,000円(税別)
- - リリース日: 2024年4月11日
これからも、風神レポートを用いた効率的な帳票開発が、業務の現場での改善に繋がることを期待しましょう。