有機栽培のぶどうで作られた新たなワイン「ソラリス」が登場

新たな風味を感じる「ソラリス千曲川カベルネ・ソーヴィニヨンビオロジック2023」の魅力

有機栽培へのこだわり

マンズワイン株式会社が新たにリリースした「ソラリス千曲川カベルネ・ソーヴィニヨンビオロジック2023」は、上田市東山で生産された有機栽培のぶどうを使用したワインです。JAS認証を受けたこの区画のぶどうだけで作られ、まさに特別な一杯と言えます。

ビオロジック栽培とは、有機栽培のフランス語で、化学農薬や肥料を使用せず、土壌の力を最大限に引き出す栽培方法です。マンズワインは2010年からこの手法に取り組んでおり、慣行栽培と有機栽培の両方を実施することで、それぞれのぶどうの個性を深く理解しています。

有機栽培の重要性

有機栽培を行うことで、栽培スタッフは技術を向上させ、畑や環境への理解も深まります。これはワイン造りにおいて不可欠な要素であり、持続可能な生産を実現するための方法でもあります。マンズワインは、この理念の下、有機栽培区画のぶどうのみを使用し、土地の特色を最大限に引き出すことに努めています。

醸造の工夫

「ソラリス」シリーズの特徴として、今回は新樽を使用せず、ぶどう本来の風味を大切にした醸造が行われています。このようにすることで、樽由来の香りやタンニンの影響を抑え、より純粋なテロワールが表現されることを目指しています。特に、手作業による収穫や選別が行われ、丁寧に育成されたワインといえるでしょう。

味わいとテイスティング

「ソラリス千曲川カベルネ・ソーヴィニヨンビオロジック2023」は、750mlサイズでアルコール度数は14%です。色は濃いガーネットで、外観からも豊かな果実味が想像されます。香りは初めにブラックチェリーやブラックベリー、カシスといった黒系果実が感じられ、時間が経つにつれて針葉樹やシダ、ローストの香りが立ち上ります。

アタック部分は明確であり、凝縮感が強く、力強いボディを感じさせます。余韻には心地よい清涼感が残り、ワインの実力を感じる瞬間となります。余裕を持って楽しむことで、より一層ワインの深さと品位を実感できるでしょう。

まとめ

「ソラリス千曲川カベルネ・ソーヴィニヨンビオロジック2023」は、マンズワインの長年の努力とこだわりが形になった素晴らしい作品です。ECサイトでの販売は11月中旬から開始される予定で、価格は7,920円（税込）となっています。ぜひこの機会に、有機栽培の真摯な取り組みを体験してみてはいかがでしょうか。