吉永小百合さんの写真集出版記念イベントを振り返る
2023年12月14日、都内のホテルで特別なイベントが開催されました。それは、吉永小百合さんの最新写真集『吉永小百合』の出版を祝うサイン本お渡し会とミニトークです。この写真集は、著名な写真家・篠山紀信氏が1972年から1995年にかけて撮影した珠玉の写真群と、吉永さんが出演した124作品の映画スチール写真を集めたものです。まさに、日本を代表する女優の美しい軌跡をまとめた一冊と言えます。
写真集の魅力
『吉永小百合』は、篠山紀信氏によって捉えられた写真が満載で、彼の作品による独特の美しさが表現されています。さらに、吉永さん自身の追悼文や、彼女の俳優人生に関する貴重な文章も収められています。これはまさに永久保存版と言える内容で、ファンにはたまらない一冊になることでしょう。
イベントでは、吉永さんが篠山氏との思い出を語る時間が設けられました。特に印象に残ったのは、映画の撮影でのエピソードです。「つる」の写真について語る吉永さんの目には、明らかに懐かしさが宿っていました。映画は新潟県の長岡で撮影され、その後、篠山氏と一緒に北海道の鶴居村に赴いた際の思い出深い出来事について語りました。この時、鶴が逃げずに静かに待っていてくれたことが、今でも心に残っているとのこと。
人生八合目の意義
トーク中、吉永さんは「人生八合目」という言葉を繰り返しし、これからの人生について語りました。この言葉は、登山に喩えており、ちょうど良い高さでの楽しみや挑戦があることを示しています。彼女はこの八合目から九合目へと進むためには、何を見つけ、どのように生きるかが重要だと感じているそうで、自身の経験を元に、さらにアクティブであろうとする姿勢が伺えました。
挑戦と成長
また、イベント中に参加者から「落ち込むことはありますか?」との質問が飛び出しました。吉永さんは時には思うようにいかず、泥沼にはまった経験もあると正直に語ります。特に年齢を重ねる中での失敗や痛みもあるようですが、そんな時こそ自分を見つめ直し、次に進む力を与えてくれると話しました。強い心を持って、前向きに挑戦を続けることの大切さを多くの方々に教えてくれる瞬間でした。
書籍の詳細
写真集『吉永小百合』は、2023年11月27日に発売され、価格は25,000円(税込)です。B4変型・上製本で208ページに渡る内容は、ファンにとって絶対に手に入れたい一冊です。これからも吉永小百合さんの活躍から目が離せません。
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