女性起業家の挑戦
2025-02-26 12:29:43

日本人女性起業家が米モルガン・スタンレーでプレゼンテーションに登壇

日本人女性起業家が米国で新たな挑戦



日本のIT業界において、女性の進出はまだまだ道半ばです。そんな中、Ms.Engineer株式会社の代表取締役であるやまざきひとみが、米モルガン・スタンレーの本社で行われた「Morgan Stanley Inclusive Ventures Lab Global Showcase & Demo Day」に登壇し、国内外の投資家や業界関係者に向けて彼女のビジョンと取り組みを発表しました。この登壇は、日本人起業家として初の試みです。

Morgan Stanley Inclusive Ventures Labとは



モルガン・スタンレーが2017年に米国で開始した「Morgan Stanley Inclusive Ventures Lab」は、スタートアップ企業の公平で持続可能な投資環境を促進することを目的にした支援プログラムです。日本版として昨年開始された「Japan Inclusive Ventures Lab(JIVL)」も、同様の理念に基づき設立されました。Ms.Engineerはその初年度採択企業の1社としてこのプログラムに選ばれ、全5回のピッチイベントの中で6回の登壇機会が与えられました。

登壇の背景と内容



やまざき氏は、英語でのピッチを行い、日本における女性の賃金格差に関する現状を具体的な数字を交えて紹介しました。OECDの調査によると、日本の男女間の賃金格差は平均の2倍という厳しい結果が報告されています。また、同社ブートキャンプを通じて放出した卒業生の年収が1.5倍に上昇した実績を示し、事業の効果を訴えました。

参加者からは、「なぜ日本では賃金格差が依然として存在するのか」といった疑問が寄せられ、また「たった8ヶ月で即戦力のエンジニアを育成できるのか」という意見も飛び交いました。やまざき氏は、これらの質問に対し具体的なデータと実績をもとに応じ、参加者の関心を集めました。

Ms.Engineerの取り組み



Ms.Engineer株式会社は、IT分野での女性人材育成に注力しており、短期集中のブートキャンプを運営しています。受講者はAIを活用したプログラムを通じ、現代のIT技術を学びながら自分の年収をアップさせることが可能です。卒業率は95%、就職率は90%を超えており、卒業生の平均年収は484万円と、日本女性の平均年収よりも170万円高いとされています。

このように、Ms.Engineerは「賃金格差を解消する」という明確なビジョンを掲げ、デジタル化の推進と共に女性の活用を図っています。今後の事業の展開に期待がかかります。

会社概要



  • - 社名: Ms. Engineer株式会社
  • - 代表者: やまざきひとみ
  • - 所在地: 東京都千代田区九段南1‐5‐5 4階 九段サウスサイドスクエア
  • - 公式ウェブサイト: Ms.Engineer

このセッションが、より多くの人々に女性の可能性と平等の大切を実感させる契機となることを願います。


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会社情報

会社名
Ms.Engineer株式会社
住所
東京都千代田区九段南1‐5‐5九段サウスサイドスクエア4階
電話番号
03-6403-0510

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