釜山国際映画祭に挑む、次世代クリエイターの選抜フェロー発表
日本発の映画クリエイターを国際共同製作の舞台に送り出すアクセラレータープログラム「ATMOVIE GLOBAL TRACK」が、このたび第31回釜山国際映画祭への参加を果たす選抜フェロー4名と、現地で発表するオリジナル実写映画の企画を決定しました。
ATMOVIE GLOBAL TRACKとは
「ATMOVIE GLOBAL TRACK」は、株式会社アットムービーが主催し、文化芸術活動基盤強化基金の助成を受けて行われているプログラムです。このプログラムの目的は、日本の若手映画クリエイターを国際共同製作に挑戦させ、グローバル市場での展開を目指すことにあります。2026年10月6日から開催される釜山国際映画祭は、アジア最大級の映画フェスティバルの一つであり、今回選ばれた4名は、世界中の映画関係者に向けてピッチや商談を行います。また、プログラム主催による「JAPAN PITCH」イベントへの登壇も予定されています。
選ばれたフェローたち
今回選ばれたフェローは、いずれも独自の視点と熱意をもったクリエイターたちで、彼らのオリジナル企画は多様な文化的背景を持ちながら、全世界の観客に響く強いテーマ性を持っています。以下、選ばれたクリエイター4名のプロフィールを紹介します。
1. 木下 雄介 (Yusuke Kinoshita)
東京都出身の木下氏は、オーストラリアでの小学時代に始まり、早稲田大学で自主映画を制作。彼の作品は国際的な評価を受けており、多くの映画祭で上映されています。特に彼の長編映画企画「帝国の子供たち」は名前を広める要素となるでしょう。
2. 齋藤 汐里 (Shiori Saito)
齋藤氏は、約10年間ニューヨークで活躍し、異文化間の物語を創り出してきました。短編ドキュメンタリー『たゆたい』が受賞歴を持ち、2026年には彼女の初の長編ドキュメンタリー『OMUSUBI』の制作が進行中です。
3. 定谷 美海 (Yoshimi Joya)
定谷氏は、CMやテレビシリーズの演出を手掛ける映像監督で、カナダでの制作経験も活かし、長編映画の製作を目指しています。彼女の作品は国際共同製作を視野に入れ、今後が楽しみです。
4. ソウジ・アライ (Soji Arai)
プロデューサーと俳優でもあるソウジ氏は、数々の国際作品に出演し、日韓合作の短編映画などを手がけるなど、国境を越えた制作に力を入れています。2026年カンヌ映画祭ではATMOVIE GLOBAL TRACKの代表フェローとしても活躍します。
期待される成果
ATMOVIE GLOBAL TRACKのチーフプロデューサーである森谷雄氏は、「国際共同製作の実現を目指してクリエイターを支援しています」と述べ、これからの彼らの活動に大きな期待を寄せています。選ばれたクリエイターたちの独自の視点や情熱が、釜山国際映画祭での成功を収めるきっかけとなることでしょう。
まとめ
日本の次世代クリエイターたちが国際映画祭という大舞台で自らの作品を発表するこの機会は、彼らの成長と日本映画の国際展開を促進する重要なステップです。私たちも彼らの挑戦を見守り、応援していきたいと思います。今後の彼らの活躍に期待しましょう!