アステリアとアグレックスが新たなデータ保護ツールを発表
2026年5月19日、アステリア株式会社(東京都渋谷区)と株式会社アグレックス(東京都新宿区)が協力して開発した「個人情報秘匿システムアダプター」の提供を開始することが発表されました。このツールは、アステリアのデータ連携ツール「ASTERIA Warp」とアグレックスの「個人情報秘匿システム」を統合し、個人データの保護を図るためのものです。
背景と目的
近年、人工知能(AI)の進展に伴い、データ分析やテストデータ作成の際に個人情報を含むデータの活用が増加しています。しかし、個人情報の取り扱いは情報漏洩のリスクを伴うため、慎重な対応が求められます。従来のマスキング手法ではデータの利用価値が損なわれる恐れがあり、そのために新たな対策が必要です。
そこで、「個人情報秘匿システムアダプター」は、個人情報を秘匿しつつも、分析やテストに有用なデータを提供することを目的に開発されました。このアダプターを使えば、安全性とデータ品質のバランスを保つことが可能となり、企業はより効果的なデータ利活用を進められます。
アステリア Warpについて
アステリアが提供する「Warp」は、ノーコードで多様なシステムを連携するためのソフトウェアです。国内市場で19年連続シェア1位を誇り、プログラミング知識がなくても、クラウドサービスや社内システム間でのデータのやり取りが容易に行えます。これにより、企業のデータ活用が一層進化します。
アグレックスの秘匿システム
アグレックスの「個人情報秘匿システム」は、個人情報を高品質な架空データに変換し、従来のマスキングとは異なり、データの特性を保持しながら安全に使用できるようにします。このシステムとアダプターの連携により、個人情報を含むデータを秘匿しつつ、外部との連携を実現します。
活用方法と特徴
「個人情報秘匿システムアダプター」を利用することで、以下のような特徴があります。
- - 安全なデータ連携: Warp上で個人情報の秘匿化や変換を行い、機密性を保ちながら他システムにデータを渡せます。
- - ノーコード開発: プログラミング技能がないユーザーでも操作が可能で、開発工数を抑えつつフレキシブルに要件に対応できます。
- - 多様な利用シーン: 秘匿されたデータを使って、高品質のテストデータ生成や外部提供用データの作成など、多岐にわたる業務に活用できます。
価格と今後の展望
このアダプターは通常ライセンスで40万円以上、サブスクリプション型では月額2万円から提供されます。将来的には、両社ともデータ連携業務の拡大を目指し、AIを用いたデータの安心安全な活用を推進し、日本企業の競争力強化に寄与する方針です。
細部の情報は以下のリンクでご確認ください。
アステリアの詳細情報
コミュニケーションには、アステリアの販促部門またはアグレックスのデータ技術部門にお問い合わせください。