スマートフォンで簡単本人確認!エアクロモールにPocketSign Verify導入
ポケットサイン株式会社は、株式会社エアークローゼットが運営する月額制レンタルモール「airCloset Mall(エアクロモール)」に対し、スマートフォンを通じて本人確認を行えるAPIサービス「PocketSign Verify」を導入したことを発表しました。このサービスは、マイナンバーカードの公的個人認証機能を利用することで、利用者がスマートフォンにマイナンバーカードをかざし、暗証番号を入れることで簡単に本人確認が完了します。
新たな自己確認方式のメリット
これまで、エアクロモールは会員登録時に身分証明書の画像を送信するeKYC(electronic Know Your Customer)を採用していましたが、今回は公的個人認証に移行。これにより、利用者は面倒な手続きを簡素化できるようになります。具体的には、利用者はスマートフォンに「ポケットサイン」アプリをインストールすることで、手元のマイナンバーカードを使い、迅速に本人確認が行えます。
この新しい本人確認方法の導入により、エアクロモール利用者は不正な会員登録が技術的に防止でき、メーカー側も安心して高額商品をレンタルまたは販売へとつなげることが可能となります。これは、特に美容家電やフィットネス機器など高価な商品を扱うサービスでは大きなメリットとなります。
利用者体験の向上と取引の安全性
エアクロモールは、幅広い商品を取り扱っており、消費者は事前に商品を試すことができます。この利用体験が、消費者が購入を決定する際の重要な要素となります。新たな本人確認の方法は、この体験をさらに良いものにするでしょう。これまで以上に簡単かつ安全に利用環境を整えることで、顧客満足度が向上し、結果として、顧客がより快適にサービスを利用できるようにすることが期待されています。
PocketSign Verifyの仕組み
PocketSign Verifyは、サービス事業者であるエアークローゼットが当社の提供する「PocketSign Platform」に登録することで利用が可能になります。実際の流れは次のとおりです。まず、エアークローゼットが登録し、エアクロモールのウェブサイトに、PocketSign Verifyサービスを組み込みます。利用者は、自分のスマートフォンでポケットサインアプリを起動し、マイナンバーカードをかざします。これにより、迅速な本人確認が完了します。
安全性の確保
公的個人認証に使用されるマイナンバーカードのICチップには高いセキュリティ対策が施されており、偽造が極めて困難です。この仕組みにより、従来のような身分証明書の画像送信の方法と比べ、はるかに安全性が向上します。利用者にとっても安心してサービスを利用できるようになるのです。
公的個人認証の必要性
エアクロモールに限らず、様々な業種や業態で利用者の厳格な本人確認が求められています。そして、公的個人認証サービス(JPKI)がその最適解となっています。この仕組みは、ユーザー体験の向上と同時に、事業者のセキュリティを高める効果があります。結果的に、経済活動の健全な発展に繋がるでしょう。
ポケットサイン株式会社では、引き続き、この公的個人認証サービスを広めていくことに注力し、地方自治体や企業との連携を強化していく方針です。安全で安心なデジタル社会の実現に向け、今後の展開が期待されます。